勇者♥陥落　プレイルール

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探索、トラップ、ドロップ表

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勇者♥陥落プレイルール

• 勇者♥陥落プレイルール
• セッション前の準備
• セッションの導入
• 探索フェイズ
• 戦闘フェイズ
  • 戦闘判定
  • ダメージ/ＢＰの算出
    • モンスターからのダメージ
    • ＰＣの攻撃
    • 戦闘終了とドロップ
    • アイテムの装備
• セッションの終了
• 階層試練
• ＧＭ点

セッション前の準備

「モンスター作成ルール」に従って、モンスターを３体作成しましょう。
→〈モンスター作成ルール〉

また、今回挑むダンジョンの雰囲気を決めてください。
特に思いつかない場合や、突発のセッションなどでは、以下の表から選んだり、ダイスで決めたりしても良いでしょう。

セッションの導入

セッション開始時には、まずプレイヤーが簡単に自己紹介を行ってください。
（同時に、キャラクターシートのアドレスを貼り付けるとスムーズです）
その際、フォロワーをＧＭに動かして欲しいか、その場合はどういう風に動かして欲しいか、ＧＭと簡単な打ち合わせを行ってください。
※ＧＭがフォロワーを動かす（ロールする）かどうかは任意です。（ＰＬは絶対に強制しないでください）
　最初の戦闘あたりまでＰＬに動かしてもらって、いけそうならＧＭがロールを引き継ぐ、などの方法もあります。

その後、プレイヤーは今回挑む階層と、エリアの宣言を行ってください。
ＧＭは迷宮の簡単な描写を行い、ＰＣは簡単なロールを行います。

探索フェイズ

導入が終わったら、「迷宮探索表」を振ってください。
その結果、示された「レジスト」の値でレジスト判定を行います。

判定の方法は
[階層]d6 を振り、合計が自身の「レジスト」以下なら成功となります。
（例：２階層、レジスト「失禁６」なら、2D6で６以下を出せば成功）
成功したら何も起きません。失敗したら表の「失敗時効果」を適用してください。

またこのとき、レジスト判定で振ったダイス目の合計だけ【プレジャー】を獲得できます。（メモしておいてください）
【プレジャー】はレジスト判定でのみ獲得できます。

戦闘フェイズ

探索フェイスが終わったら、戦闘を行います。
ＧＭは迷宮とモンスターの描写のあと、モンスターデータを公開してください。
（モンスターデータを隠すことはできません）

（例）
リトルテンタクルズ
最大ＢＰ：８
フェイト：□□□
ダメージ：□/5D6　■/+1D6
弱点：６
特殊能力：エロモンスター（ＰＣの□→■）

戦闘判定の前に使用できるスキルがあれば、データの公開後に宣言します。

 戦闘判定

ＰＣとＧＭは、それぞれの「フェイト」の数だけ「１〜６」の数字を決めて、メモしておいてください。
ＰＣが■（黒フェイト）を持っている場合、□（白フェイト）とは混ざらないように数字を決めてください。

（例）
アオゾラ：□１２２２　■１
触手：□１４５

お互いに数字を決めたら「ＯＫ」と発言してください。その後、ＧＭの合図で同時に公開します。
その結果、
「ＧＭの出した数字と被っていない数字」がＰＣのヒット数となり、
「ＰＣの出した数字と１つ以上被った数字」がモンスターのヒット数となります。

（例）
アオゾラ：□１５６６　■１
触手：□１４５

ＰＣ（アオゾラ）は、「６」が２個で、合計２ヒット
ＧＭ（触手）は「１」と「５」が１個ずつで、合計２ヒット

 ダメージ/ＢＰの算出

ヒット数が決まったら、お互いにダメージ/ＢＰ（ブレイクポイント）を算出します。
（便宜上モンスターから算出しますが、適用は同時となります）

モンスターからのダメージ

モンスターからのダメージは、
「モンスターのヒット数」×「ダメージ」となります。
このとき、ＰＣの■（黒フェイト）と同じ数字がヒットしている場合、その■の数だけダメージが加算されます。（「ダメージ」欄に記載されています）

ＰＣは算出されたダメージから「装甲」を引いた分だけＨＰを減らします。
このとき、■（黒フェイト）と同じ数字が１つもヒットしていなければ「□装甲値」を、
■（黒フェイト）と同じ数字が１つ以上ヒットしていれば「■装甲値」を使用します。

また、ＰＣのフェイトがすべてブロックされている場合、「痛恨の一撃」が発生し、
モンスターのダメージが２倍になります。（２倍にしてから装甲を引きます）

ＰＣのＨＰが０になったら、ＰＣは敗北、迷宮攻略は失敗となります。
その戦闘のドロップは獲得できません。敗北表を振って、その指示に従ってください。

（例１）
「触手」ダメージ：□/5D6　■/+1D6

アオゾラ：□１５６６　■１
触手：□１４５

ヒット数は２、■が１個含まれているので、
ダメージは「5D6+5D6+1D6」（まとめて11D6で振ってＯＫ）

（例２）
「触手」ダメージ：□/5D6　■/+1D6
アオゾラ：□１　■３４５６
触手：□３４５

ヒット数は３、■が３個含まれているので、
ダメージは「5D6+5D6+5D6+3D6」（まとめて18D6で振ってＯＫ）

ＰＣの攻撃

ＰＣは得た「ヒット数」を使用してアーツを発動します。
アーツはいくつでも同時に使用できますが、以下の点に注意してください。
・同じアーツは１回の判定で１度まで
・１つのアーツに使用したヒットダイスは別のアーツには使用できない
また、アーツには「1Dhit」（ダブルヒット）という使用条件を持つものがあります。
これは「同じ数字のヒットダイス２個」を使用します。

アーツの結果「ＢＰ」を獲得します。このときモンスターの「弱点」にヒットしたダイスの数と同じだけＢＰを加算します。

ＢＰがモンスターの「ＢＰ上限」に達した場合、戦闘終了となります。
達していない場合は、戦闘を続行するか、終了するかを選択できます。

（例１）
クラス：インビンシブル
エロマッサージ椅子：ＢＰ上限８　弱点「４」

アオゾラ：□２３４４５
エロマッサージ椅子：□５５

ヒットダイスは「２３４４」の合計４hitなので、
アーツ「アイアン・ウォール」（2hit消費/ＢＰ＋２、装甲を「□+10/■+5」する）
アーツ「インパルス・スキュアー」（1Dhit消費/ＢＰ＋５）
を使用します。
また弱点にダイスが２つヒットしているので、結果、
「ＢＰ２＋５＋２」でＢＰ９となりますが、このモンスターは上限が８なので、
ＢＰ８のドロップを参照します。
また、モンスターのダメージに対して装甲を「□+10/■+5」することができます。

戦闘終了とドロップ

戦闘が終了したら、ドロップ表を参照します。得た「ＢＰ」の欄にあるドロップを獲得できます。
「罠あり」の宝箱がドロップした場合、宝箱を開けてトラップ表を振るか、諦めるかを選ぶことができます。
トラップ表を振り、その結果「ＨＰ０」になった場合、アイテムは獲得できません。
（その後、敗北表を振り、迷宮攻略は失敗となります）

アイテムの装備

ドロップしたアイテムは、基本的にその場で装備することになります。
（呪われていることが大半ですが、そのあたりはＰＣが自由に決めてください）
ですが「今はシチュ的に装備したくない」「このキャラに似合わない」「コンセンサスに合わない」などの理由で、装備したくない場合、売却したことにしてポプルを得るか、持ち帰ることができます。
（売却額は購入額の半分。アイテム表を参照してください。即座に売却する場合、宝箱からアイテムの代わりにポプルを得たことにするとよいでしょう）
持ち帰ったアイテムは、いつでも売却することができます。また、改めて取得したＰＣに装備させたり、自分の別のＰＣに装備させることも可能です。

アイテムを装備すると、レジストが上昇する代わり、「堕落値」の値と同じだけ
『勇者レベル』が減少し『淫魔レベル』が上昇します。
この結果『淫魔レベル』が２０に達するごとに、フェイト□→■されます。（常時）
一度装備したアイテムを外すことはできません。
（新しい装備や状況の変化などで、装備していることが不自然になる場合、堕落値や効果だけ残して外見を変えることは可能です）

セッションの終了

戦闘が終わったら、再び探索フェイズを行います。
これを３回繰り返し、最後までＨＰが１以上残っていれば、エリアの攻略成功となり、
次のセッションでは、１つ数字の進んだエリアに挑むことができるようになります。
敗北した場合は、攻略失敗となって敗北表を振り、次のセッションでは同じエリアに挑むことになります。

攻略成功した場合、好きな「生還イベント」を１つ選び、効果を適用してください。
その後、「ＧＭの設定したモンスターの特殊能力の数」×５ポプルを得ます。
得た【プレジャー】とポプルを計算してください。
（このとき、生還イベントとサポートスキルで獲得した【プレジャー】を加算してください）

【プレジャー】は、10集めるごとに好きな「開発」の○を１つ埋めることができます。
【プレジャー】はセッションが終わると失われますが、ポプルを１消費するごとに＋１することができます。（ただし最大＋９まで）
ここで消費するポプルは、セッション中に獲得したものである必要はありません。

淫魔レベルが４０以上になっているＰＣは、開発の「深化」を行うことができます。
基本開発レベル（上段）の○がすべて●になっている場合、
【プレジャー】10ごとに開発の●を★に変更することができます。
装備品やイベントなどの「開発＋」もこれに使用することができます。
（★が条件となっているサブクラスがあります）

以上の処理が終わったら、セッション終了です。お疲れさまでした！
ＧＭは「ＧＭ点」を１点獲得してください。

階層試練

階層のエリア２以降で「攻略成功」した場合、セッション後に階層試練に挑むことができます。
（その日の締めにやってもいいし、後日やってもＯＫ。セッションとは別枠）
なお階層試練は必ずしも「堕天の迷宮」内で起こるとは限らず、
資格を得た人間が何をしていようとも、（市場で買い物をしていたり、恋人といちゃいちゃしていようとも）突然発生し、その達成を強要してくる『呪い』です。

1d6を３回振り、出た目の「レジスト」判定を３回行う。すべて成功すれば階層突破し、次のセッションからは一つ上の階層に挑戦することができます。
※この判定ではスキルは使用できません。また【プレジャー】を獲得することはできません。
また、ＰＣの淫魔レベルが「階層×２０」以上の場合、ダイスを振らずに好きなレジストを３種選び、判定することができます。

なお内容は三つ振ったダイスの中から好きなものを選んでください。もしくはＧＭの描写があればそれに従ってください。（表にないものでも自由に指示して構いません）

ＧＭ点

セッションでＧＭを行うと、ＧＭ点を１点獲得することができます。
ＧＭ点の使い方は、こちらのページを参照してください。
ＧＭ点ルール