玉梓市（バッドエンド対魔忍ステージ）

北区

他県と連峰の尾根を県境として面している北部山岳地域。
金倉山という名前の山は冬場は降雪もし、小さいながらスキー場も存在する。

西区

県の別の市と川を境に面している、玉梓市で2番めに広い地域。
ひたぎ区とも面しているためか、第一次産業が盛ん。西刈平野は穀倉地帯。

青葉区

市の中央に位置する商業地域。
市の中で最も都会的であり、市内で最も大きな青葉駅は毎日数万人が利用するほど。

向洋区

市南部、行政処理区と橋でつながる湾岸区域。
天然の砂浜が名所であり、夏場は海水浴場として開放されている。洋上にはいくつか島が点在するが、そのほとんどが個人所有のため立ち入り禁止。

ひたぎ区

市北東部に位置する大牧場地帯。この区は特別で、区全域が牧場として開放されている。
市が支援もしており、空いた土地を新しい牧場主に貸し出すサービスも行われている。

二形区

市東部に位置する歓楽街エリア。南寄りには子供向けのゲームセンターやショップが、中央よりには特殊書店類が。
北部には風俗街が多く、『アンチイーヴィル』という対魔忍専門風俗店もここに存在する。

行政処理区

向洋区から橋でつながった湾状に存在するメガフロート。行政施設類は全てここに存在する。
フロート基底部には対魔忍用の施設『宵闇』があり、対魔忍たちはこのメガフロート内で自由に行動する権利を持っている。

名前：玉梓・洋介（たまずさ・ようすけ）
身分：玉梓市長
正体：インキュバスの王「アンリーシュ」
設定：
20年前にこの地で偶然召喚された淫魔の王。当時のまっとうだった対魔忍組織を崩壊させた存在。
『椿』の肉体と脳を徹底的に改造し、人間をどこまで改造できるかを試してその技術を会得した。
現在は人間としての皮を被り、『椿』に命令を出して対魔忍を養殖するのが趣味。
特に気に入った対魔忍はサキュバス化させ側近として使う。

名前：『椿』
身分：対魔忍頭領
正体：元筆頭対魔忍『姫宮椿』
設定：
20年前にアンリーシュに捕獲され洗脳・全身の改造を施され人間でありながら魔に堕ちた存在。
最初の仕事は親友の筆頭対魔忍『御厨千鶴』を罠に嵌めアンリーシュに差し出し、当時の対魔忍頭領を殺害した。
『椿』は以降対魔忍頭領としてアンリーシュの命令に従い強く気高い対魔忍を育成しては魔族の組織に売り渡している。
『椿』自身は改造の副作用で子宮が崩壊したため子を作れないので、その分は『千鶴』が孕まされる事になった。
血継忍術は『時流忍術』。1時間を1週間に伸ばしたり、逆に1週間を1時間に感じさせるなど時間の流れを操る大忍術。

名前：『千鶴』
身分：廃棄済み苗床
正体：元筆頭対魔忍『御厨千鶴』
設定：
20年前に『椿』に売られた筆頭対魔忍。当時最強と言われた存在だったが、洗脳と暗示で魔族用孕み穴となる。
対魔忍の子宮改造の最初の犠牲者であり、『千鶴』のおかげで今や対魔忍をあらゆる種族を孕める存在に改造する事が可能になった。
当初は魔族と対魔忍のハーフを何人も産まされた。その子らは魔界のアンリーシュの領域に送られ立派なオナホ兵士として扱われている。
晩年は『ひたぎ牛』の生産実験に使われ、今はその任務からも開放されてひたぎ区の何処かで生活をしているという。
血継忍術は『召喚忍術』。無数の刀や手裏剣を召喚して敵を圧倒する忍術は不幸にもアンリーシュを召喚せしめ、彼女の運命を決定付けた。

対魔忍の館『宵闇』

行政処理区、県庁の地下に存在するこの街で活躍する対魔忍たちの本拠地。
市長公認であるため、対魔忍の少女たちはみな公務員パスを持ち県庁の第3エレベータにパスを通す事で自由に出入りすることができる。
表の院と呼ばれる場所には対魔忍の訓練設備や装備開発区などが存在し、うら若き対魔忍の少女たちが日々切磋琢磨している。
奥の院と呼ばれる場所には『椿』との面会場があり、そこで任務を言い渡される。
その時に面会場の隣にある睡眠学習設備を用い、任務に必要な知識や任務の詳細を睡眠学習で脳裏に刻まれる事になる。

しかしその奥の院にはこの街で暗躍する組織の幹部たちも出入りが自由となっている。
そのために既に堕ちた『対魔忍』が待機しており、慰安を行う。
睡眠学習設備には肉体改造装置・暗示催眠装置もまた取り付けられており、『最後の任務』に向かう対魔忍はここで調整を行われる事になる。

娼館『アンチイーヴィル』

ニ形区歓楽街に存在するもっとも高価でもっとも質のいい娼婦が揃っている娼館ビル。
その娼館の売り文句は『活躍している対魔忍を抱く事ができる』。
その名前の通り、この娼館では娼婦のことを全て『対魔忍』と呼び、その『対魔忍』相手に本番アリの性行為を行う事ができる。
また、VIP客はエレベータから地下に向かい、地下に作られた偽物の街でそこに生活している『対魔忍』を好きなだけ陵辱することもできる。

『椿』によって売却された対魔忍の最後の潜入捜査場所として使われる。
そのため『対魔忍』と呼ばれる娼婦のうち、3割は本物の『対魔忍』である。
――もっとも、その『対魔忍』も長くこの地下街で生活するうちに『対魔忍』の定義があやふやになりやがて堕ちることになる。

地下街の法律は地上に基本的に準拠しているが、『対魔忍』に限っては『人権なし』『GPSいり首輪着用義務』『性交渉拒否禁止』となっている。
また『対魔忍』によっては『着衣禁止』や『便所内生活』、『公開自慰義務』等が付与されている場合もあり、精神を侵食する。

牧場『獣の庭』

ひたぎ区の中でも奥深くにある特別牧場。入場も規制されており、特定の飼育員と契約業者のみが出入りする事が可能。
この牧場で生産される肉や乳は最高品質であり、畜産業者はこの牧場で働く事を目指すモノも多い。

この牧場で飼育されている家畜の中でも「対魔忍」は特に扱いに注意される。
「家畜対魔忍」は基本的にもっとも相性のいいオスないしメスとつがいになり、子を量産することが仕事になっている。
「備品対魔忍」は器具扱いであり、飼育員や家畜の性処理、不足しているミルクやエサの増産等に使われる。
「種馬対魔忍」は常に発情しているため女性飼育員は接近を禁止される。適度に射精させながら種馬としての任務を果たさせる。

品種改良を施された「対魔忍」の生む牛や豚は非常に質がよく、高値で取引を行われる。
そのため適度に各種「対魔忍」を使う技術を飼育員には求められる事になる。

偽街『魔天楼』

向洋区・ニ形区・ひたぎ区の3区にまたがり地下に存在している偽物の街。広さはおよそ東京都の山手線の内側部分に相当する。
広大な敷地は外周および内部を十字に切ってはしる魔力モノレールにより移動が可能。
県庁・『アンチイーヴィル』・『獣の庭』の3箇所に設置されたエレベータでのみ侵入可能。主に一般人は『アンチイーヴィル』から街にやってくる。

偽街北部は牧場に直結しており、その結果家畜対魔忍たちが多く放牧されている。
偽街中央部は娼館に直結しており、青葉区を模して作られた無数のビルが立ち並ぶ都市区画になっている。
偽街南部は県庁に直結しており、『対魔忍』ですら侵入できないドームの中に魔界への『ゲート』が常に開かれている。

この街では『対魔忍』は最も下等な存在として扱われており、対魔忍に対するあらゆる行為は法律で認められている。
そのため対魔忍の部屋は扉が存在しないため誰も出入りは自由であり、対魔忍が犯されることは日常茶飯事。
そうして対魔忍たちの常識を汚染していく、そのために作られた街になっている。

ちなみに街を運営する存在は人化した下級魔族がほぼ。ソレ以外は客であり対魔忍を好きにできる顧客の人間と、犯されるための対魔忍が締めている。
一般人からすると働かずに好きなタイミングで対魔忍をレイプできる環境として正式に居住する者も多い。