サルヴァ荘の日々

【安形・マサキ】（あがた・−）年齢：１９歳　性別：チャラ男
サルヴァ荘の現管理人であり、美里姉妹の幼馴染枠的存在。
ごく普通の無軌道大学生だったがキャンパスライフに潜む暗黒トラップにより水商売に手を染める。
しかしとある合体事故めいた現象により宇宙的恐怖と融合した外道：触手人間となったのだ・・！

【ウェルギリウス】年齢：地球換算で３００と１６歳　性別：触手
遥かな未来の”銀河連邦”的な組織に属する”調停官”
惑星間にまたがり司法や公権力を超越し知的生物にとっての利益と危機を管理する存在・・としておく。
『対BEM法第一条二項。未開惑星における原生生物は総じてBEMとして扱う。二項補足、原住民の知的物的財産を害するものは司法プロセスを経ずして抹消も許可される』
伝説の星地球にいま情け無用のジャッジ・ドレッドが降り立った・・！
だが触手だ。

【ドクターアンブロジア】年齢：三十代？　性別：男性
遥かな未来の”既知宇宙”を股にかける暗黒凶科学者。
かつてミアスマ物理学に傾倒しマッドサイエンティストしんじつに触れすぎて大切な人や学会におけるなんかを失った。
ミノフスキー博士ぐらいには（悪いほうに）有名。
地球型酸素呼吸種族らしく、万能ガイノイドの助手”フェミナ”を連れている。

以下に基本ルールからの変更点を記載します。
ＧＭによっては不都合に感じるかもしれませんがその場合は独自に改定してみるのもいいでしょう。
（これらはあくまでセッションやリザルト処理を軽量化、ロストなどによる脱落の事故を防ぐためのものです）
たとえばヒロインがロストしても復帰できる、または悪堕ちをゴールとして【軍団ルール】を用いてプレイするなら戦闘の勝敗や致命傷表を使用してもいいでしょう。

クライシスアクト

【ハーレム魔王様】では使用できるクライシスアクトは６つまでとなります。
（経験点が発生しない仕様のため淫魔のイヤリングの効果などは無効です）
ロールはそれほど重点ではありませんが同時に使えるのは三つまで、としておきます。
(シナリオ展開によっては戦闘などの後に必要となることもあるため）

リザルト

経験点及びミアスマ増加は発生しません。
代わりに【コネクション】を各自取得できます。

致命傷・全滅表

【ハーレム魔王様】では戦闘の結果による勝利、敗北及びそれに伴うステータス変化はありません。
ただし【侵食値】が上昇するにつれ【クライシスアクト】で得られるCPが減少していきます。
これはこのレギュレーションが無印HCの基本である背反要素を再現したものと思ってください。

コネクション

【ハーレム魔王様】では『ホストキャラとのハーレム環境』及び『キャラクター同士の関係』に重点を置いています。
そのためシナリオの成否や戦闘の勝敗などのルール的な処理はかなり割愛されています。
よって名声や魔物刻印といったステータスは使用しません。
代わりに通常の人脈とは別に【コネクション】が獲得できます。
これはシナリオ終了時【ＮＰＣパーソナリティ】や【ＰＣ】を対象に取得できます。
また、関係の深度も示すため、同一の相手に重複取得（最大5LV）することでより深い関係を表します。

コネクションの効果

・【名声】同様の効果と、対象が合致する場合のみ【魔物刻印】（本来は敗北した相手へ取得）と同じ効果も得られる。
・【コネクション】の［最も高いもののLVX5］だけミアスマ最大値が増加する。
・【ホストキャラクター】に対するコネクションはそのホストに対してアクトを行なった場合【ＣＰ】を＋【対象のコネクションレベル】だけ増加。
・さらに、１シナリオで１名だけがその【ホストキャラクター】へのアクトの際に得られる【ＣＰ】が二倍となる（※同時にアクトであれば複数個可能だが最大で３個まで）
これを仮に【アプローチタイム】と呼びます。
本編シナリオで【ゲスト】指定されたＰＣは自動的にアプローチ可能です。
それ以外のセッションでは特に指定はなく希望者が先着順で権利を得ます。

シナリオポイント

【サルヴァ荘の日々】固有のシナリオ要素です。
【アプローチタイム】などでＰＣがホスト（ハーレム主）に対して行なったアクトによるＣＰがポイントとして蓄積され、シナリオ進捗などに影響を及ぼします。
サルヴァ荘に置いてはおもにげんざいの【安形・マサキ】のステータスに大きく影響します。