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HCG・ワールドガイド

 ヒロインクライシス・ギャラクシーワールドガイド】

ここではギャラクシーステージをプレイする上でのガイドラインを記しておきます。
【銀河帝国】
人類文明の範疇として知られている限りでは最大の版図を持つ星間国家です。
ミアスマ物理学を基幹とした高度なテクノロジーと【銀河騎士】と呼ばれる精鋭・・その多くがデュナミスと呼ばれる超人・・を要する軍事国家でもあります。
もっともその軍事力のほとんどは人類の文明圏を防衛するために展開されておりほかの星間国家や組織に向けられることはまれです。
かつては宇宙開拓者の互助会ていどの集団だったものが太古の地球文明の遺物やロストテクノロジーを発見するうちに強力な組織となった・・とされています。
(建国千年以上を数えるため草創期の記録などは曖昧なためです)

【共和国】
銀河帝国以外の惑星国家、あるいはコロニーやはては大開拓船団などが加盟する連合国家です。
現状の帝国とは敵対関係になることも少なからずありますが、かつては同じ組織を母体としていたと言われています。
(理念の違い、初期の指導者が帝国の初代皇帝となったことから分裂した、など諸説ありますがその起源においては帝国と同程度です)

【ミアスマ物理学】
存在の根源であるミアスマの法則を解明した禁断の技術体系・・とされていますが詳細は専門のエンジニアでも理解しきれない向きがあります。
確かなのはその技術を基幹として錬金術めいた物質創造、アルケミズムをはじめ、時間差のほぼない超空間通信や銀河団単位での空間跳躍技術が確立された事実です。
提唱者については明らかになっていませんが【地球帝国】時代のある科学者が発表した結果(その当時は)一顧だにされなかった、と言う記録もあります。
(銀河帝国の前身である【統合体】がその技術を発見、解析したことが銀河帝国樹立の一因ともされています)


【星間種族】
一部例外もありますが、妖精や獣人、愛玩種族やドラゴニアン、スピリットがこれにあたります。
彼らの多くは地球人類とは異なる外見や生態を持ちますがほとんどの種族は知性体として似通ったメンタリティを持ちます。
一説には彼らは太古の【地球帝国】が生み出した合成生物であるとして奴隷として取引されていたこともあります。
現在では【銀河帝国】をはじめとしたほとんどの国家の星団法でその身分を保障されており公に売買されることはありません。
(それが彼らの希少性をさらに上げた結果闇の競売などで法外な価格で取引される結果になったのは皮肉なことですが)

【ギガント】
一部の酸素呼吸型種族の故郷とされる惑星【地球】で生み出されたとされるロストテクノロジーの産物です。
その形状や機能はさまざまですが【搭乗者を必要とする巨人機械】がスタンダードなモデルとなります。
目安としてギガント自体は最小で4m程度の粗悪な模造品から20mを越える精度の高いレプリカも存在するが【原型騎】は一つとして同型騎が存在しない、とされます。
(理由は単純に小型化が難しく、星間戦争で要求されるスペックを満たす場合大型化する傾向があるためです)
また多くの場合は【知性体】主に地球型種族の搭乗ないし接合が行なわれない場合、大きくスペックが低減する傾向があるため無人機は特殊な状況下でのみ用いられる程度です。
PCの場合は例外もありますが、これらを踏まえて自分のイメージに即したキャラクターを造るための制限、と思ってください。

 【ワークス解説】

-探索者:銀河の秘宝を求めて旅する冒険者。
-皇族:滅びつつある銀河帝国の皇族。PCの継承順位は高くても30位程度で下位は3桁程度まで。
-貴族:銀河帝国を支える貴族たち。多くは帝国の支配を助ける官吏、あるいは領地を治める地方貴族。地位に伴う責任をも持つがPCは例外的にある程度行動の自由を得ている。
-銀河騎士:失われたミアスマを操る術を身に着けた修練者。主に自作の光剣を武器とする。
-巨神騎士:人型のPF(パーソナルフォートレス)ギガントを操る電気騎士。極めて優れた知覚と反射能力を持つが、多くの場合騎体を降りると非力。
-エンジニア:科学技術を扱う術に長けた職業。整備員や開発者も含まれる。こんなこともあろうかと道具を調達できる。
-超能力者:失われた魔法に変わりミアスマを操る術を伝える。通称"魔女"あるいは"魔法使い"。
-宇宙海賊:腕っ節と機転が頼みの悪漢。だが独特の法を持って宇宙の海を旅する。
-愛玩種族:スライムや光波人、改造されたヒューマノイドなど多様だが独特の美や擬態能力を持つ。
-妖精族:伝説の妖精に似た姿をした知的種族。多くはコロニーを作り辺境の惑星に暮らしている。容姿が美しいため奴隷として珍重。
-獣人族:いわゆる獣の姿をした知的種族。帝国市民もいれば他の星間国家に属する者もいる。独特の容姿と身体能力から奴隷として珍重。
-宇宙刑事:銀河警察のエージェント。多くはレーザーブレードやそれに類する武器を振るう主君ではなく正義と平和のために戦う公僕。
-スピリット:肉体を失ったヒューマノイドや精神生命体、あるいはホログラフィや残留思念。ミアスマを操れるものは接触可能。
-帝国軍人:衰退しつつある銀河帝国の軍人、ほとんどは平民出身だがPCには将軍や将校クラスも多い。
-エージェント:勢力を問わず情報を武器にし、あるいは商品にする密偵たち。
-賞金稼ぎ:辺境惑星の危険な生物から、指名手配の海賊まで手広く金になるなら何でも狩る狩人。知恵としぶとさが武器。
-科学者:人類の繁栄を支えた知識層。だが中には己の欲望のためにのみその科学を用いるものもいる
-アンドロイド:人間型ロボット、あるいは合成人間。人権は認められておらず主に労働や戦闘に用いられる
-ドラゴニアン:帝国以外の星間国家の知的種族。女性は人間に近い姿だが男性は爬虫類に近い
-暗黒の使徒:ミアスマが陰に傾き過ぎた者が陥る状態です。多くの場合悪の精神生命体などの誘惑を受けた堕落者ですが理性を具えた者もいます。
-ヴァグランツ:異世界あるいは過去など異なる次元から訪れた”来訪者”。多くの場合メイデンであることが多いが【女子高生】なるそんざいも確認されている。
これらは一般的なワークス解釈ですのでキャラクターのイメージと組み合わせるための一例と考えてください。

 ワークス設定のガイドライン

「軍人」は概ね帝国軍人ですがそれ以外で兵を率いている場合もあります。
(皇族の私兵、私設警備兵の指揮官、星系政府に属する軍人、またはいわゆる傭兵)
相当品ルールと異なりそれほど厳密に考えることはありません。
ただ、何らかの組織に属していたりワークスに絡んだ設定がある場合はなるべく書いておいたほうがプレイの幅も広がりGMにもイメージが伝わりやすいでしょう。


 FAQ(15/4/25)

こちらには追加データによって発生した疑問点などを解消するFAQを掲載します。
(文言は回答の際に整理されることもあります)

 魔法

Q:《イルダーナフ》の効果で[使用済み]のアイテムを入れ替えることはできませんが、《戦列艦》の効果を使用後も不可能ですか?
A:使用回数を消費したら使用済みとみなします。

Q:一度使用したアイテムを《リサイクル》で回復させた後《イルダーナフ》で入れ替えることは可能ですか?
A:可能です。ただし《香木の欠片》であれば同じミアスマ5のアイテムとのみ交換可能です。
またこの際に所持条件を満たしていないものとは交換できません。

 アイテム

Q:戦列艦の1戦闘1回射撃攻撃の対象を[シーン]に変更する効果は《リサイクル》で回復できますか?
A:使用回数のあるアイテムのため可能です。

Q:ジャンクドロイドの「1シナリオ1回任意のミアスマ5までの消耗品の効果を得る」という効果もリサイクル可能ですか?
A: 可能です。消耗品ではありませんがアイテムとして使用回数を持っていますので。

Q:《レーザーライフル》の効果を使用して武器攻撃を行った場合能動魔法の効果はその攻撃すべてに適用されますか?
A:されません。《レーザーライフル》の効果は補助タイミングを消費して能動魔法【通常攻撃】が追加で可能になるだけです。
ただし常時型の魔法や装備、ラウンド間効果のある魔法の効果は有効です。

Q:《高性能ドロイド》などによる魔技取得はシナリオごとに取得対象を変えてもいいのですか?
A:魔瘴炉同様セッション中で無ければ変更可能な扱いとなります。

 FAQ(15/4/27)

Q:《ソードスキル》は「相手の攻撃をそのまま受けるが反撃できる」という意味でしょうか。また、【通常攻撃】というのは、魔法を使わない武器攻撃、という意味なのでしょうか。
A:質問を一部省略しましたが最新の表記では回避は【一般判定】に修正されています。
また回答は両方ともその通りです。前者は受動魔法を使用している時点で軽減も無効化もできないためです。
ただし自分の行動タイミングではないため補助も能動も使用出来ません(直前や特殊の魔法とアビリティは可能です)。
【通常攻撃】は基本行動の【武器攻撃】にあたります(誤表記につき修正済)