豊饒（ぶにょう）（くらくら）

過去。いわゆる平安のメジャーな鬼が暴れるよりだいぶ前。平城京の頃。

国産みのあたりで生まれた。だいぶ山神よりで鬼（カミ）→神。酒呑や茨木などとは根本的に異なる。
身の丈3メートルを超えるとも言われだいぶ想定外な妖力を持っていて、山の中で暮らしていた。
鬼の仲間や人間の仲間もおらず一人でいたのだがいつのころからか人間たちの間でこの鬼に勝負を挑んで勝つことができれば願いが叶えてもらえるという話が流布し始める。
それから鬼のすんでいる山に数々の武芸者、詐欺師、退魔師などが訪れるようになったのだ。
最初は自分の知らない話が人間たちの間に流布されてることに驚くが…たしかに膨大な妖力があるので願いを叶えるぐらいはかんたんだ。だが…
『勝負の方法はお前が選べ。わらわに勝てたら願いを叶えよう。だが、わらわが勝ったらそなたの命をもらうぞ』と相手に告げたのだ。今後、この言葉を何度も告げることになる。
その妖力は無意識に身体強化をしているため…どんな武芸者の刀も、槌も、矢も傷一つつけられない。
詐欺師が舌戦を挑むが…相手の考えを読むことが出来る鬼は負けないのだ。
退魔師もそもそも魔ではないために力は及ばないのだ。
相手が得意な分野で勝負を決められる以上手を抜くつもりはサラサラないのだ。
そんなこんなでどんな相手から挑まれても全力で叩き潰す…。そんなことをしているうちに人里を襲ったこともないのに人の間にこの鬼に対する恐れが蔓延する。
鬼に挑むものは徐々に減っていくがそれでも何でも願いが叶うという話を聞きつけて挑むものは絶えなかった。
そんな中…とうとう帝が動く。日ノ本で一番恐れられるのは帝でなくてはならない。そう考えた帝はある人物に鬼退治を依頼するのだ。
それからだいぶ時が流れ…その人物は鬼の前に現れた。
『勝負の方法はお前が選べ。わらわに勝てたら願いを叶えよう。だが、わらわが勝ったらそなたの命をもらうぞ』と相手に告げる。いつものように。
腰に履いた刀を抜く様子もない。何やら手に紙をもっているが…思考は読み取れない。
ならばどんな攻撃でも受けてやろう、そう思い相手の行動をまつ。だが、その時点で勝負はついていた。今まで数え切れない年月を過ごしながらも不調など感じたことのない体がぐらつく。
「勝負あったな」いつもなにか周囲の木々にはられていた札にものすごい勢いで吸い上げられていく妖力。
なるほど…何も考えずに、今日のためにこの術式を鬼に届く刃になるように研ぎ上げてきたのだな。負けたことに悔しさなどはないだが…このまま妖力が吸い上げられてしまっては一つウソを付くことになる。それが何よりも困る。
『そうじゃな…おぬしの願い、のぞみ…わらわの妖力が枯れ果てる前に口にするがいい』そう負けたら願いを叶える。約束を破るのが何よりも許せなかった鬼がそういうと
「では…もし、お前の封印を将来といたものがわたしの血族でその子が困っていたら…助けてやってくれ」急激にへっていく妖力。そのせいで視力も霞む中、その声はしっかりと鬼に届いたのだ。
『……』鬼が是とした返事は声になっただろうか。先程まで鬼がいた場所には大きな石塚が出来上がっている。
後日、帝は命令通り…数十年をかけて鬼を打倒した働きに報酬として所領が与えられることになった。それにたいしてそのものは、鬼を封じた山とその周辺の里を望んだのだ。
そして…その山に神社を作り、以降血縁者がその神社をつぐことになったのだ。

神社の巫女(長邦 千子　（ながくに ちこ）)が鬼が封印された石塚に術式をかける。そうすると…風化はしていたがそれでも亀裂の一つも入っていなかった石塚がまるで粉のように崩れ去る。この術式は血族にのみ伝わっていたものだ。
石塚があったところに薄っすらと霞が立ち上る。鬼だったものだ。
巫女はいう。山の下の街も徐々にビーストリベレーションに飲まれつつある。自分の力だけではそろそろ限界だ、と。
鬼には約束があった。だからその頼みを快諾する。昔に比べればだいぶ妖力が薄れてしまったが…それでも当時の体を再現すればたやすく負けることはないだろう。何しろ当時と違ってこちらから殴りつけてもいいのだから。
体を再現しようとする鬼を巫女が止める。言い伝えのとおりなら今の人間よりもだいぶ大きな体躯のはず。今の世の中…現代ではそれは目立ちすぎるのだ。巫女も自分の正体、そして本拠地が神社であることを隠して抵抗活動をしているらしい。
その体を再現しようとする妖力を使って新しい体を作ってくれないか、と。体を作ることなどしたことなかった鬼は少し考えたが…自分にできないことなどなかったと考えてうなずくのだ。
そこで巫女に現代人に混ざって生活するにはどんな体がいいか聞いた鬼に対して…巫女は一冊の本を用意する。
実は巫女は普段からおねロリ薄い本収集が大好きで…鬼が妖力で体を作れる、そういった時点でつい…思いついてしまったのだ。自分のお気に入りの本の自分のお気に入りの関係を築けるのではないかって。
鬼は差し出された書物を霞で包むと…中を読まずにその本の内容の娘を完全にコピーするのだ。

本の内容は…一人っ子だった頃から妹が欲しくてほしくてたまらなかってお姉ちゃん。母親が産んだ新しい子が待望の妹だと知ってからその子を自分の好みに育てようという話。
具体的にどんなことをし続けたのか、などは続巻に書かれるのかもしれないが今は謎。なんだかんだで他の人に見せるにはだいぶあれな乳輪とオマンコ、脱肛縦割れアナルの女の子に育っちゃったのだ。

「ふむ…そなたよりもだいぶちっこいのう、この体は。名前もあるのか。ふむふむ…『豊饒』か。まぁ、好きに呼ぶが良いのじゃ！」声をだせば以前の自分とはずっと違う小鳥がさえずるような、鈴のなるような声。
小枝のような手首をみてため息を一つつく。こんな小さな体になってしまったが…まぁ、わらわの妖力があれば敵の討滅など容易いことじゃろう、と胸を張って不敵にふふんっと笑うのだ。

ちこによって封印を解かれた鬼。元の体を封印されている間に減っていた妖力を使って復活させようとするもちこによって止められたのだ。
現代では目立ちすぎると。たしかにとうなずいた鬼はちこが用意した書物に出てくるとあるキャラクターを設定ごとまるまるコピーして具現化、それを体にしてこれから現世で過ごすことになるのだ。
この時点でちこのことをちこねーさまと呼ぶように。そしていつまでも鬼ではあれなので『豊饒』という名前と『ぶーちゃん』というあだ名をもらうのだ。

私生活するには色々物入りらしい。現世の人間の生活の変わりように驚きつつ…ちこねーさまと買い物を楽しむ豊饒。
人間のうち何割かが獣人になっているのはちこねーさまが戦っている相手のせいらしい。それでも暴れたりしない限りは人間社会で生きていけるのだ。そんな中…
衣装を購入し、書籍の元のキャラクターの開発された体に翻弄されたり、生活用品を買うためのはじめてのお使いを無事こなしてお小遣いをもらったり、現世の人間の食事を堪能したり…。

あとは帰るだけ。知的好奇心を大いに満足させた豊饒だったが、この街にふさわしくない明らかな騒ぎの種を感じる。ちこねーさまとそこにむかえば…
ちこねーさまから話をきいていた『ビーストリベレーション』とやらだ。獣を使い暴れている女がひとり。いや、一匹か…！
たしかにちこねーさまとの能力差は大したもの。幹部を名乗るだけある。だが…それでも豊饒の敵ではない。
過去にそうであったように勝ったら願いを一つ叶えてやる、ただしそなたが負けたら命をもらう！といって相手の了承を得てから戦闘開始！
あれぐらいの相手なら…総妖力の1/5ぐらいでも十分だ、そう思った豊饒はそれぐらいの妖力消費で相手を消し飛ばす勢いで攻撃をする。したのだが…
【豊饒】「な…なにがおきたのじゃ…」
確かに1/5ぐらいの妖力を消費しての攻撃。だが、豊饒の全身の妖力が一瞬に枯渇しただけではなく、相手への攻撃も想像した1/10にも満たない火力。
相手の攻撃を受ける前に地に伏す豊饒。
とらの獣人…鳳沃虎となのる相手を消し飛ばすには火力が足りなかったのだ。鳳沃虎が分析した内容を口にする。
1.全盛期の豊饒の妖力の1/5の攻撃だったら間違いなく消滅していた。だが、今の豊饒にはその妖力はない。
2.その小さい体ではそもそも全盛期の妖力を蓄えておけない。
3.攻撃の力加減ができない。今の体の1/5とかそんな器用なことができなかったため、全盛期の1/5のつもりで攻撃して体の全妖力を使い切り、かつそれでも足りなかったせいで豊饒はいま地に伏し、攻撃も半端だったのだ、と。

なるほど、そういうことか…。とんだ失態なのだ。だが、大気中から妖力を集めればまだ…！と思うがうまくいかない。
そうなのだ現世では当時ほど大気中に妖力が溢れてるなんてことはないのだ。だから…起き上がれない。鳳沃虎の願いを一つ叶えなければならないのだ。
ちこねーさまに大見得をきったせいもありまた持ち前のプライドの高さ…それらのせいで悔しくてたまらないが約束は絶対に守るのが豊饒の信条。仕方ないのだ。
鳳沃虎のいうには「あきらめて獣になってビーストリベレーションに参加」するか「その体の妖力許容量を増やした上に妖力を自発的に集められる体にこの場で改造されて後に再戦する」の二択だった。
どちらを選ぶかなんてもう決まっている。あちらではちこねーさまが捕まっている。臥薪嘗胆を誓うのだ。
鳳沃虎が取り出したのは…桃色の肉肉しい内臓。それが豊饒の下半身に押し付けられるとまるで意思を持ったかのように豊饒のグロマン、グロアナルに潜り込んでくるのだ。そして豊饒の体内に収まらなそうな体積の肉塊が完全に収まってしまう。収まった肉塊は豊饒の中に存在していなかった臓器を構成し始める。
大気から妖力を得られないのなら外部からものを取り込みその取り込んだものから妖力を抽出する…そんな機能の臓器。豊饒の幼い体では妖力をためておける貯蔵量が少ないのなら洋膂力を抽出する前の物質を体内に貯蓄すればいいのだ。そんな感じの施術をされてしまった豊饒。
まだまだ体内で蠢いている肉塊の感覚に眉を潜めつつもこれから豊饒がこの体でいるうちは永遠に取り続けなければいけないものが明かされる。どうやらオスの精らしい。オスの精を股間から、おしりから、口から…あちこちから体内に取り込んでそのまま貯蓄、妖力が最大値から減ると精から妖力が抽出され妖力を生み出せなくなった精がゼリー状になって排泄される…そんな変態的な体。
そんな風に成り果てた豊饒の体をしっかりと豊饒にわからせるために鳳沃虎のちんちんで豊饒はたっぷりとわからされてしまうのだ。
妖力枯渇状態で瀕死の豊饒は敵であっても関係なく鳳沃虎のものを欲してしまい、またそれを肯定するかのようにもとの鬼の頃にはなかった肉欲、快楽が今の体から豊饒の魂を焼く。
食事をすることに躊躇しないように、豊饒の体内は過敏を通り越してその魂を快楽中毒に落とすぐらいの性的渇望。口内はもちろん、鼻、耳まで…。よだれはもちろん目から溢れる涙までメス臭い愛液そのものだ。
豊饒のことを牝獣と呼ぶ鳳沃虎だったが、負けていうことを聞く約束をした豊饒にとって自身を『鬼かつ牝獣である』ということにされてしまうのだ。

結局幼い体のお腹がバランスボールのように膨らまされそのお腹に乗っかるような感じにされた豊饒。めちゃくちゃに犯されてゆるくなったそれぞれの穴を何とかするためにあろうことは鳳沃虎のものそのままのディルドが豊饒の尿道と膣に打ち込まれる。
いつまでもそなたじゃなくてなんか呼び名をくれ、そんな風に敵のくせに気さくにいう鳳沃虎。へろへろな豊饒だったがちこねーさまがそうなのとおなじように『ねーさま』は年上に見える女性のことなのかなとおもった豊饒は『とらねーさま』と呼ぶことになる。
それを聞き、満足そうにさっていく鳳沃虎なのだった…。

敗北。豊饒もちこねーさまも敗北して見逃されたのだ。
お互い色んな気持ちを抱えつつ家にかえるのだ。
とらねーさまディルドを引き抜かれ、ちこねーさまがどこからもちだしたのかわからないディルドを豊饒に差し入れる。そのちこねーさまの様子はいつものちこねーさまではなくどこかとらねーさまを彷彿させる。
その後、一緒にお風呂に入ることに。あまりお風呂は好きではない豊饒だったがそうも言ってられない状況。
お風呂の中でちこねーさまの後悔を聞くことになるのだが…もちろん肯定する豊饒ではない。約束は大事だし、負けっぱなしは性に合わないのだ。そして体の異常な感度を抑える札をざーボテ腹に浮いた膀胱越しにペトリとはられれば…ようやくメチャクチャな感度から開放されるのだ。剥がしたらとか言っていたが剥がさないから問題ないのだ。
風呂上がりにはおもらしが止まらない子供用の布おむつをはかされる豊饒。ちこねーさまはもちろんとらねーさまよりもずっとずっと年上のはずの豊饒が子供扱いされるのは屈辱の極みのハズなのだが、ちこねーさまの本の設定もあってちこねーさまに優しくされたり子供扱いされるとよくわからない喜びが溢れてくる。もっと甘えたくなるのだ。だから…おむつも不満そうにしているがよくわからない喜びの気持ちを抑えるのに一生懸命の豊饒。
ちこねー様の作ってくれた夕飯が豊饒に出される。ひるのも美味かったがこれもだいぶうまい。何よりも品数が多い！こんな贅沢を続けていいものかと心配したが現世ではこれぐらいでは贅沢ではないらしい。
お酒はだめといいつつも結局お酒をだしてくれるちこねーさま…だいすきじゃ♪

ちこねーさまに抱かれて寝た日の朝。
前日のことは当然夢ではなく、寝返りをうとうとしてもうてない体。幼い体に大きすぎるザーボテのせいだ。とらねーさまによって体内に埋め込まれた改造済み内蔵が昨日注がれた精液を二本のディルドでガッチリこぼれないように塞いでいるせいだ。普通ならば明らかに苦痛を訴えてもおかしくないサイズなのに感じるのは疼きと快感。
眠れぬほどのそれを感じるはずの体を今の小康状態に落ち着けているのはちこねーさまの御札のおかげだ。だが…大きなお腹の下にある股間部分にはおむつが装着されている。この体になったのはつい昨日だがまるで何年も前からおもらし癖があったかのように喜怒哀楽といった気持ちの揺れによってたやすくおもらしをしてしまう。
それをちこねーさまに看過され、おむつを交換することになったのだが…そこでおむつの濡れはお漏らしのせいだけでないことを指摘され、双方のディルドを弄られながら朝から快感の渦に巻き込まれる豊饒。幼子がそんな強烈な快感を受け続ければ発狂してもおかしくないんだがそれでも平気なのは豊饒が鬼だからかそれとも、ちこねーさまの本の設定ゆえか、とらねーさまの内蔵のせいかそれともすべてか。
その後朝風呂をいただくことになる。全身をぬるりとした愛液がコーティングしている。内蔵のせいで汗が全て変わってしまったらしい。本来の愛液とちがいさらっとしたものではなく、まるでローションのような粘度と質量、そして保湿性でしっかりと全身にへばりつく。どんどん出てくる汗愛液が肌に新しい愛液の層をつくり古いものはアンモニア由来ではない例えるなら濃縮したメス臭そのものといった感じのマンカスになって層の外側にへばりつく。
そのせいもあってお風呂場では足裏のぬるぬるで転びそうになってしまった。ちこねーさまに支えてもらい、体を洗う。ぬるっとしたものがしっかりと洗い流され全身子供らしいぷっくりとしたたまご肌になる。
その後もお風呂場で脱水が気になるほどのおもらしをしてしまう。お湯の暖かさで気持ちが落ち着いたことに由来してだ。そしておもらしが尿道を刺激するのが快感なのだ。御札をつけてこれなのだからつけてなかったら…。
体をきれいにする、は豊饒の穴もらしい。ディルドが引き抜かれてちこねーさまに丁寧に洗ってもらう。そこのマンカスは脇どころではないのだ。だが、きれいにしてもきれいにしてもその刺激が新たな愛液とマンカスを作り出してゆく。
そしてちこねーさまは口には出さないが豊饒の中に絶頂とおもらしをリンクする用に何度も何度も教えこんでいくのだ。当然豊饒はそういう体なのだろうと思っているため気づかない。
ショーツを履くには大きすぎる常時勃起クリもちこねーさまにお掃除される。もう絶頂してる時間のほうが長いくらいだ。
結局、起きたばかりだというにも関わらずお風呂で疲労でダウンしてしまったのだ。

そしてドライヤー頭囲文明の利器におどろいたり、一度外したディルドを何年使い込めばこうなるのか、と言いたくなるようなグロマンと脱肛ドーナツアナルにまた差し込んだ後、ベビーパウダー、布おむつを装着するのだ。
ちこねーさまが朝ごはんの準備に向かった後、豊饒は茶の間でのんびりしていた。テレビを知らなかったため箱の中にいる人に驚いたりしていたがすぐにニチアサのテレビに没頭。悪いやつと戦う正義の味方に自身を重ね合わせたりするところはもうコドモメンタルそのものだ。

そして食事が並ぶ。そこで食べ物や作った人への感謝という、豊饒には全く縁のなかった儀式について教わったりする。
そして食事がはじまる。相変わらずとても美味しい。これを毎日食べて元気のもとにできれば何も言うことはないぐらいの幸せだろう。だが…今の豊饒には食事からは全く満腹感を得られないのだ。それはきっととらねーさまの内蔵のせいなのだ。
精液じゃないとだめ…という話になるが、やはりちこねーさまも恥ずかしいのか言い淀んでいるときに通学の時間なのだ。
ちこねーさまからお財布を受け取る。家を出るちこねーさまからキスされるがこれも現代の人間の儀式なのかもしれない。キスされたとたんにどくん！っととらねーさまの内臓が大きく鼓動する。ドキドキと幸福感によりおむつの中にお漏らしがあふれ体をふるるっと震わせてイってしまうのだ。

そして見送った後にお財布をみる。昨日教えてもらったお金が入っていて、あとは地図が入っていた。几帳面なちこねーさまの地図だからとてもわかり易い。
街へ行ってみるかの！そう思いたち、昨日乗った電車にのって街へといってみるのだ。

しばらく後、公園のベンチで座りながら途方に暮れる豊饒。街で色々食べたのだが全く空腹感は満たされない。
そこで謎の女性に声をかけられる。パンという食べ物ももらった。食べたが当然…満たされない。
そこで袖すり合うも他生の縁、という訳では無いが身の上を包み隠さず話すことにしたのだ。びーすとなにがしと戦うために呼ばれたが、『精』というものがなければ戦うことは愚か日常生活すらできなそうということまで。
そうすると精を得られる場所をその女性は教えてくれたのだ。しかもそこで精をもらうのに必要な暗号まで教えてくれたのだ。
終わったらまた来てって言われた後、急いでそこに向かう豊饒。別れ際に名前をきいた。谷地というらしい。
言われた通りの場所に行くと子供が来る場所ではない、とそこにいた男に言われたのだが…ここで谷地から教わった暗号が役に立ったのだ。
しっかりと一字一句覚えてはいられなかった。記憶領域が幼子になりつつあるせいか、出てきた言葉はだいぶアレンジされていた。
『わらわにそなたの濃厚な精液をいっぱい注ぐのじゃ。気が済むまで使っても構わんぞ、許すっ♪』
売りをしていると言われてその意味は分からなかったものの精を得ることはできそうだと胸をなでおろす。
そこで男が豊饒の眼前に突き出したのはちんちん。そう、とらねーさまもそうだったように人間もここから出るのだ。
驚きつつも口でくわえる豊饒。とらねーさまよりもだいぶ小さいため色々考えながらすることができる。
おむつのしたにディルドをつけているのを目ざとく発見されそこをいじられながらのフェラ。
あっという間に余裕がなくなりまたイキションしてしまうのだ。がっちり頭をホールドされると、とらねーさまよりも小さなちんちんとはいえ、やはり小さな豊饒の口はを貫通し男の精は喉へと注がれるのだ。飢餓感が薄まっていく。やっぱり、これでないとダメなのだ。
ふわふわになっている暇はない。ちんちんを豊饒の自慢の髪の毛で拭かれた後に男はおむつをぬがせグロマン側のディルドを引き抜くとちんちんをつきこんできたのだ。
男に乱暴されながら何度も絶頂に追いやられ、そのなかでどうすれば相手が喜ぶか、精をいっぱい出してくれるかを豊饒の体は短時間で学び始める。生物が食事をすることを学ぶ時間はごく短時間でいいのと同じ用に豊饒の性行為、精をもらう行為は食事と同じくらい体がたやすく行えるものなのだ。
ちこねーさまが準備してくれた体をオナホと言われバカにされるが豊饒の火の付いたM心にはそういう言葉はまるで薪だ。いくらでも気持ちと体が燃え上がる。
行為後のちんちんを掃除までされる豊饒。本来人間が触れていいものではない角まで握られての口奉仕。でも、怒りどころか人間ごときにそう扱われることに対する喜びのほうがずっと大きかったのだ。もちろん豊饒にはその理由はわからない。
そして男には大好評をもらった上に二万円ももらってしまったのだった。
その直後にも別の男が現れる。
豊饒の口の聞き方に立腹し（無意識ではあるがメスガキ風だったせいだ）お尻をしたたかに叩かれる豊饒。痛み以上の快感。もはやなぜそう感じてしまうのか、などと考える余裕はない。男に情けなく懇願し、責を緩めてもらうように頼むが止まらない。
ディルドを自分で引き抜くように言われるが豊饒の穴は飲み込むようにできているので吐き出すのは不得手なのだ。いくら頑張っても出てこない。かわりにおもらしはいくらでも出てくる。
それを男に指摘されそれが原因でお仕置きされる。お仕置きされても、おもらしは止まらないのだ。喜怒哀楽と絶頂にリンクしているのだ。豊饒が止めようとしてもとまるはずはない。
しちゃいけないことを勝手にしてしまう自身を人間に徹底的にお仕置きされる。だめな子だめな子と言われ続けると伝説の鬼のプライドも幼子の精神に飲まれて本当にだめな子になった気になってくる。
なんとかディルドを抜いたがそれも男の手助けがあってからこそ。もう豊饒の自身の評価は自分では何もできないだめな子、にまで落ち込んでいた。
そんな出来の悪い子に特別に精をあげる、と言い始めた身勝手な男に心底感謝してしまう豊饒。
戦うよりも精を搾り取る才能のほうがずっとある、とあまりにも酷い言葉を投げかけられるのだが…自己評価が最低まで落ちていたのと、ちこねーさまの本の設定で褒められるのが大好きなことの合わせ技でその言葉をいい方に受け取ってしまう豊饒。
淫乱で娼婦の才能に溢れてると言われたことを喜びとして受け取る。
結局暴言をはかれ乱暴にされながらも男は満足してくれたらしい。豊饒もまた、確実に性行為のレベルが上がってしまった。

そしてその後もたくさんのお客さんに使われる。体中にも客が落書きした卑猥な落書きだらけだ。
そこにあらわれた谷地。心配してきてくれたのかなんとなくちこねーさまに通ずる優しさを感じる豊饒。
そろそろちこねーさまのところに帰ろうとおもったが…汚さないようにどけておいた衣装が男たちのちんちん掃除に勝手に使われていたせいでとても身につけられる状態ではなかった。もちろん衣服が汚れてなかったとしても…豊饒が上から舌まで精液や愛液でべちょべちょなのだ。とてもそれを来て帰る訳にはいかない。またちこねーさまを心配させてしまうかもしれないからだ。
もう全身よごれているのだからグチョグチョの服を着ても変わらない。ディルドもはめ直し、グチョグチョのおむつをはき、衣装をきる。
自身の精液の匂いにくらくらする。袖を持って鼻におしつける。
そこで谷地が深呼吸する用にいうと豊饒も何故かそれに従ってしまう。
匂いだけでなく鼻から入ってくる精液。性器である鼻からくるそんな刺激はたやすく豊饒を絶頂へと導く。
谷地の言葉の所々に棘があるが気にならない。むしろ何故か谷地の言葉を聞かないといけない、そんなふうにさえ思えてしまう。
敗北は気持ちいい、幸せ…そう囁かれるとそんな気がしてくる。自己評価が落ちていたところに追い立てるようなその言葉は豊饒へ遠慮なく染み込んでくる。

そして谷地にお姫様だっこで連れて行かれた先は…銭湯。
一緒にお風呂に入ることになったが谷地の股間には二本のちんちんがついているのだ。
今日の男たちよりも断然大きい。とらねーさまよりはちいさいが…かわりと言ってはおかしいが長い。
どうぞと差し出されたそれ。意味を測りかねたが、食事と受け取った豊饒。だが…今日加えた男たちとはサイズだけではなくあらゆるところが強かったのだ。
ちんちんや睾丸の匂いに魅了され鼻をこすりつけ続けることしかできない豊饒。とがったちんちんを促されるままに鼻に差し込む。
谷地に色々言われ、鼻でエッチするのが好きなことを自覚させられた豊饒。いつのまにか谷地の催眠にどっぷりはまり込み谷地のことを谷地様と呼ぶようになっていた。
鼻に出してもらう。谷地様に褒めてもらう。幸せ。鼻が、どんどん過敏になってゆく。いつの間にか豊饒の中でこの行為が勝負ということになっていて、ヘロヘロになるまで気持ちよくなった豊饒は勝手に『負けた』と思い込む。負けは気持ちいいから仕方ない。
このあとえっちするといいはじめた谷地様に体をきれいにするためにここに来たはずなのに、と一瞬疑問に思うが、勝者である谷地様が勝者の権利として『えっちする』と言ったのなら豊饒は逆らえないのだ。
そして徹底的な鼻いじめ。普通なら入るはずのない本数の指が入るが鼻はその指を美味しそうに飲み込んでゆく。当然絶頂もエンドレス。そんなときに目の前の姿見で豊饒の体の落書きを一つ一つ説明し始める谷地様。現代の文字がわからない豊饒だが、その内容を説明されるととてもとても酷いことが書いてあると理解できるのだ。
そして湯船に向かう最中も豊饒の穴には二本のちんちん。完全敗北だ。どこをいじられても、気持ちよく敗北することができてしまう心と体。

湯船に向かうときに出会う女性。当然だ。ここは公共の場なのだ。他の人に聞こえますよ？と谷地様に何度も言われたがそれすら興奮のスパイスにして嬌声を上げ続けてきた豊饒の声といまの状態を見ればとても言い逃れできない。そこで谷地様からその声をかけてきた女性に自己紹介するようにいわれ…
「わらわは…まけるのだいすきな、ロリ便器の…な、なんじゃったか、難しいこと、おもいだせぬ…ぶーちゃんじゃ v オナホの才能があると、言われたがそれを鼻にかけずこれからも、がんばるのじゃっ♪えっと、あと…えっと…孕ませきぼーで、ざーめんのためなら、なんでもするらしーのじゃ♪しゅごいのじゃ♪」
と口にする。谷地様の洗脳は完璧だ。裏路地で起きた内容、そしてこの短時間でいろいろと洗脳した内容を組み合わせ見事この形の豊饒に育て上げたのだ。
そこでこれからも売りのあとはここで体をきれいにして、そのときに他のお客さんたちにもつかってもらう、という提案を谷地様がするが当然豊饒に断る権利も理由もないのだ。
谷地様との交尾、そして周辺のふたなり獣人さんたちの精液シャワーが豊饒に降り注ぐ。

意識が落ちた豊饒に谷地様の催眠の声が響く。
体中の落書きが消えてもその内容は豊饒の魂に書き込まれる。思い出すことはできないが、無意識に、自然にそういう行動をこれから取り続けてしまう…。
そんな声が豊饒の精神を書き換えてゆく…。

起きたときは谷地様の膝枕。休憩スペース。夢の内容はもちろん思い出せない。
優しい谷地様にちこねーさまとおなじように守ってあげたいとおもう豊饒。実際にはもう谷地様にがんじがらめにされていてそれどころじゃないというにもかかわらず、なのだ。
なんとなく昔の話をする豊饒。そこに差し込まれる谷地様のエッチな合いの手に、夢で魂をいじられた豊饒は過去にもそういう生活をしていたというふうに思い込んでしまう。
ディルドをいれ、おむつを付けてもらい…すっかりきれいになった衣装をきる。
そして抱っこしてもらいながらあちこちを見て回る。飢餓感も全く無く、周囲をしっかりとみてまわれたのだがそこで目にしたお土産コーナーがとても気になる。
今日だいぶお金ももらえたので…ちこねーさまにお土産を買おう、そう思ったのだ。

谷地様のおすすめは豚さんと牛さんのお財布。悩みつつも同じ角があるという親近感から豊饒は牛を選ぶ。
そしてちこねーさまにぶたさんのキーホルダーをかうのだ。
谷地様の角攻めに鼻がムズムズし始めまた…谷地様に鼻を気持ちよくしてもらう。何度も何度もオナホ鬼と言われてもう自身のことをそうしか思えない。

そろそろ帰る時間。帰る場所の駅を地図で教えると一人でよりもずっと早く駅にたどり着く。豊饒のことを気に入ったと言ってくれた谷地様とまた合う約束をしてわかれるのだ。
電車にのり、神社最寄りの駅で降りる。改札口で待ち受けていたのはとらねーさまなのだ。
今はみんな帰宅時間。一般人もたくさんいる。皆に逃げるように声を上げてとらねーさまの前に立ちふさがる。あれほど精を得たが、全盛期には程遠い。今日のようなことを続けても最低でも半年、一年以上はかかる見込みだ。だから…ここでとらねーさまに勝つことは不可能だ。
それを見越してか、とらねーさまは自身の連れてきたくまを指差しそれに勝てたら周囲の人間を逃してもいい、というのだ。つまり豊饒が前回のようにとらねーさまに責められるのはおそらく避けられない。だがそれでも人間を守ることはできる。選択の余地はない。

今の豊饒の必殺を、くまに打ち込む！倒れるくま。だが、豊饒はとどめを刺さない。寸勁のような突き抜けるダメージでくまを気絶に追い込んだのだ。だが…すべてを出し切った豊饒。倒れる自身の体を腕で支えることすらできないのだ。
とらねーさまにおむつをぬがされ、ディルドがあらわになる。地面に横になった豊饒のディルドをとらねーさまが踏みしめる。そうすると精を妖力に変えた残り滓…精液が極太のチューブのようにディルドとグロマンの隙間や、ドーナツ脱肛アナルの隙間…豊饒の二穴から溢れ出す。
表面はマンカスに覆われているが完全にゼリー状だ。ディルドを引き抜くととらねーさまは二本の腕を豊饒の二穴に差し込んでゆく。腕だろうが安安と飲み込んでゆく豊饒の穴。そして…ゼリーの端を目ざとく見つけ掴むと一気に引き抜く！絶頂！大絶頂！！
礼をいえとお尻を叩かれる。お風呂で鼻イキを仕込まれたせいで豚なきしてしまう。それがとらねーさまにはとても好評だ。
今日何をしてきたのか何故か大体知っていたらしいとらねーさま。一日で性行為レベルを大幅にあげた豊饒の奉仕にご満悦。鼻に注がれる精液！教えられた通り無意識に自身のことをぶーちゃんとよびながら絶頂報告。
それを聞いたとらねーさまも豊饒のことをぶーちゃんと呼ぶと言い始める。
そして角を惨めにちんちん扱いされる。射精できない出来損ないのちんちんだと。だが、その言葉も角も気持ちがいい。谷地様にされて体験済みだ。
そうしているとくまが起き上がる。想定よりもずっと早い。くまに犯される豊饒。とらねーさまがくまの番になれというがそれだけは頑なに拒否する豊饒。それは豊饒の体がちこねーさまの薄い本の設定出できているからだ。ちこねーさまと結ばれるように運命づけられた体、そのハッピーエンドにたどり着けない選択肢は取れないのだ。
戦闘獣の射精は相手を必ずはらませる、とらねーさまがそう言っていたが豊饒のあまりに否定具合にくまのちんちんを引き抜いてくれるのだ。

そして今度はとらねーさまが自分の番になれと調教開始。とらねーさまの体毛が豊饒の体に植え付けられる。幼子にしては異常なほどの陰毛の量。剛毛といっても差し支えないふうにされてしまう。曰く獣のような体のほうが好みだと。豊饒の股間からお腹まで、そして器用にもお尻の間から尾てい骨にまで、あとは汗ばむ豊饒の脇の下にたっぷりと植え付ける。そして引き伸ばされた左乳首に太い金属の輪がつけられる。重いそれは豊饒の長い乳首を常時露出させたれさせる。そしてその重量は豊饒の乳首を更に無様に成長させるだろう。
ちこねーさまと結ばれるようにできているはずなのに…何故かとらねーさまを番にしてもいいかも、と快感の中で思い始める。本来ならそんなことは絶対ないはずなのに…。
だが、屈服の言葉は結局でてこなかった。豊饒ががんばったのではなく、谷地様の洗脳の効果だ。売りで口にするようなときならいいが、心を込めて他人のものになる、とか誰かを好き、というふうなことは口にできなくなっていたのだ。それは特定の個人と結ばれるのを封じたものだ。ちこねーさまのことを嬉しそうに話す豊饒への鎖か、それとも今この自体が起こることをみこしたとらねーさまへの牽制か…谷地様のこの洗脳の真意はわからないし、豊饒も洗脳を受けたと気づけないからなぜ降伏の言葉を口にできなかったのかは分からなかった。

とらねーさまはとりあえず諦めた。豊饒に敗北の証のピアスをつけてとりあえずは満足したらしい。次も負けたら肉体改造すると言い残し。それにスマホも渡される。他のことにつかってもいいが、呼び出しには出ろと言われつつ。

周囲をみる。とらねーさまとくまはいなくなったが幸い人間の被害はなかった。重い体を引きずりながら神社に帰ると迎えてくれたのはちこねーさまなのだ。
駅であったことを話したあと、思い出したかのようにぶたさんのキーホルダーをプレゼントする。とても嬉しそうなちこねーさま。
勝てはしなかったが…人間は守れた、それでいいのだ。これから毎日精を得て、いつか必ず勝てるようになろう。そうおもう豊饒なのだ。
心の何処かで、強くなるまでは負け続けてもいい、だって…ぶーちゃんは戦闘の才能はなく、オナホの才能しかないのだから…。そんなふうに思いつつ…。