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ランドリューフ戦記・世界観設定

ランドリューフ戦記 世界観設定
随時加筆中です。

組織

 カラーズ・バー

王都クレスフレウのスラム街、その裏町の一角にある「冒険者の宿」。宿の名前がそのままギルド名になっている。
このギルドに所属しているメイデンはすべて数字の刻まれた首輪を掛けられた借金奴隷。
彼女たちは首輪に書かれている数字(借金額)が0になるまで、このギルドで仕事を受け続けなければならない。
このギルドに所属している限り利子は増えないが、フィクサーがその借金額に応じた仕事を請負い、
彼女たちに断る自由はない。なお、敗北時の救出費や治療費は借金に加算される。

メイデンがこの宿に行き着く理由は様々だが、立派に首輪を外して表の世界に帰って行く「先輩」たちがいる一方で、
メイデンの力が衰え、仕事の度重なる失敗で借金が増え続け、ついには過酷な仕事で廃人になってしまう者も多い。

メイデンズ・カラー

見た目は普通のチョーカーに見える魔法の首輪。正面の部分に借金額が表示されています。
(知らない人には変わったファッションとしか思われない程度)

表示された借金額が0になるまで外れず、仕事以外で「カラーズ・バー」から一定時間離れていると爆発します。
首輪の「所有者」に指定された人(仕事以外はギルドマスター。仕事中は依頼人)に危害を加えることができません。
(精神系魔法の作用)
首輪の所有者は指先一つで自在に首輪を締めることができます。(苦痛〜気絶まで。窒息はさせないようになっている)

お金の単位はライブラ銀貨。(銀貨1枚で1000円程度)仕事に成功すると100〜500程度の報酬を受け取れます。
失敗すると50〜200程度の借金が加算されます。初期の借金は1000程度が標準です。(自由に設定して構いません)


借金付きのメイデンが強制的に働かされるシナリオ用のフックです。
メイデンズ・カラーはその他装備「革の首輪」が望ましいですが、別の装備を首輪相当にしても構いません。
借金額は好きな数字を装備の備考欄に書き込んでおきましょう。
メイデンズ・カラーを装備していても「カラーズ・バー」以外のセッションに参加できます。

種族

 ヴィクスン族 [くなし]

  • 狐の特性を持つ女性のみの獣人の一族。その全ては皆そろって容姿端麗であり、しかしながら何故か陰毛の一切が生えない種族。
  • 芸術適正が非常に高く、歌や踊り・絵画といった方面では天才とも言える才能を持つものが種族の大半を占める。
    そのため帝国内にあるいくつかの名画・名曲にはヴィクスンの名を持つものが存在している。
  • 種族数は絶滅危惧に指定されるほどに少なく、近年では乱獲も問題になりその多くは隠れ里に移り住んでしまっている。
    そのため正確な数は把握されていないが、おそらく龍華帝国領土内全てで 1000 人程度であると推測されている。
    さらに数が少ない理由として、異種族間の妊娠率が異常に低い事があげられる。
    繁殖期での人間との性交ですら、受胎率は0.1% に満たないという報告もある。
  • しかしながら高確率で受精を行う方法が 1 つ存在する。それは同族婚姻を行うことである。
    前述の通りヴィクスン族は女性しか存在しないのだが、片側のメスが婚姻後は射精可能なふたなり化して父親役になるという性質を持っている。
    この際の同族間での受胎率はおよそ 80% を超えるため、細々ではあるが種族が絶える事はない。
    なお、一度父性化すると完全な女性に戻ることはない。だが陰茎自体は性的に興奮しない限りはえず、また父性化しても妊娠は可能である。
  • 種族の大半が初潮後に母乳を分泌するようになる。その味はまろやかでコクがある濃厚な味わいであり、その味に病みつきになってしまう者も多い。
    基本的にヴィクスンの母乳は栄養価が高く、高級万能食品の 1 つとして上げられる。
    だが、搾乳時に性的興奮を感じていた場合は母乳に強烈な強壮剤・媚薬効果が含まれる。
    これはより性的快感が多ければ多いほど成分が強くなる傾向がある。母乳が出ないヴィクスン族も、妊娠を経るか尻穴性交を行うことにより噴乳体質になる場合がある。
  • 特筆すべき内容として、近親間(二等親以内)のシンパシーが上げられる。
    簡単なものでは「危機感を感じる」程度のものから「愛情を感じる」程度のものまで様々であり、味覚・嗅覚・触覚等の五感を共有する場合もある。
  • 容姿、母乳の効果、そしてその希少性から貴族の間では一種のステータス的に所有される場合がある。
    その上、『ヴィクスンとの間に自分の子を作ることができれば幸運になれる』との逸話もあり、その値には恐ろしいほどの金額がつくという。
  • なお、一般的にヴィクスン族は生後 10 ∼ 15 年程度で成年し、それから 100 ∼ 200 年ほど老化せずにその後 20 年くらいで老衰して死んでいく。
    その為、子供をもうける事が出来る期間は非常に長い。

 ジャージル族 [くなし]

  • 牛の特性を持つ獣人の一族。平均身長は男性180cmと高めだが、女性150cmとやや低め。
    耳はやや大きくいわゆる牛耳が人間の耳に位置する場所にある。また牛尾も尾てい骨の位置から生えている。
  • 肌は褐色であり、瞳の色と髪の色は個人差により様々。多いのは銀髪に黒目。
  • 頭部には耳の上から生えた2本の角を有する。角のサイズや形状には個人差がある。
  • 人口割合は獣人種の中では比較的低め。おおよそ100人に1人くらいの割合でジャージル族は生息している。
  • 男性は精通、女性は母乳分泌で一人前扱いになる。
  • 男性は精液量が非常に多く、1度の射精で出る精液量はおよそ500ml。1度の性行為で5度ほど射精することもある。そのためか女性の子宮は柔らかく膨らみやすい。
  • 男性のペニスサイズ平均は太さ6cm長さ20cmと大きめ。それに合わせて女性の膣肉は柔らかく柔軟性に富み、包み込むような一体感を性行為の相手に感じさせる。
  • 膣肉はゆるい訳ではなく、挿入時に挿入されたものに絡みついて膣肉全体でしゃぶりつく淫猥な肉癖を種族柄持っており、極上の快感を与えるとして一部では有名。
  • 女性は体液が甘い。唾液や母乳等も甘みをもった体液となっている。血液、愛液等も甘みを帯びている。
  • 甘い体液や母乳体質に合わせて膣の柔軟性から娼婦としての素質が高く、大都市では奴隷ジャージル族が娼館で働かされているのも珍しくない。
  • 男女問わず一部のものはミアスマを『気』として操る能力に長ける。
    その能力で肉体を18歳前後の最も肉体能力が高い状態に変化させる事ができるため、大人ぶりたい子供や若くありたい大人は『気』を多用する傾向にある。
    熟練者は常時18歳程度の姿を維持することができる。
  • 女性は妊娠をコントロールできる能力を持つ。孕む気がなければ決して妊娠しないが孕む気があれば確実に妊娠する。その為子供の数は夫婦により1人から20人以上とばらつきが激しい。
  • 生まれる子供は基本的に父親の種族になる。稀に母親の種族が生まれる。妊娠から出産までの期間はおよそ3ヶ月。

 クリスタリア族 [くなし]

  • 見た目は人間ないしエルフによく似た女性のみの種族。不老不死にもっとも近い種族とされ、存在自体が都市伝説扱いになっている。
  • 命名規則は基本「(固有名詞)・クリスタリア・(自身の『核』に由来した言葉)」になる。(例:ウィニー・クリスタリア・エメラルダス)
    ただしクリスタリア族であることを隠すための偽名を各々持つ。
  • 特異な点は体のいずれかの場所に存在する、自分の本体である宝石ないし結晶体の存在。これこそがクリスタリア族の本体――『核』になる。
    クリスタリア族の出生は基本的には世界の何処かに存在する幻晶樹から結晶の形で生まれ落ちる。
  • クリスタリア族の女性は基本的に産まれた時から外観が変化しない。産まれた時に10歳程度の少女の見た目であれば、数千年の間その姿で過ごす事になる。
  • 己の宝石を核として自分の最も扱いやすい『武器』を生み出し戦う事ができる。そのため、素手のように見えていつでも装備を出現させることができる。
  • 『武器』には秘匿すべき『銘』が存在しており、本人以外知る事はない。
  • 『銘』を知る相手を『武器』で攻撃することはできない。したがって強い意志をもってその『銘』は秘匿される。
  • 女性の姿をしているが本質的には鉱石生命体であるため、性行為を行うような器官は存在しない。食事もできるがすべて体内で消化吸収するため排泄も行わない。
  • 一族の風習として『国の外で100年以上の経験を積んで戻ってきたものだけを大人として扱う』というものがある。
    大人となることはクリスタリア族の名誉であり、基本的に守るべき使命になる。
    なお国から出る際に国の場所に関する記憶は封印される。これは万が一、国の場所が漏れないようにするための処置になる。

  • 『核』はむき出しの魂でもある。つまり強い魔力や特定の術式『核』に働きかける事で肉体をある程度変性させる事ができる。
  • 変性により肉体の形状が変化させられたり、見た目の年齢が変化させられる個体も存在する。場合によっては見た目も大きく変質する。
  • 『武器』と『核』を合一させて生まれる『意志もつ魔剣』などは一部のオークションで高く取引される。
  • 性行為を行うために改造され性奴隷とされるクリスタリア族もいる。ある程度容姿・年齢をコントロールできるため主人の性癖を満たしやすいため。
  • 性奴隷用の人気のある改造は『膜再生』『極上肉壺』『感度劇化』など。一部では『ふたなり化』『獣妊娠』『触手産卵』といった改造が好まれるパターンもある。
    魔剣用改造としては『魔器化』『殺傷力増加』『魔力増加』といった実用的なものが好まれる事が多い。稀に『感度共有』『淫毒分泌』といった性奴隷用器具化される場合もある。
  • なおこの『核』を介する改造は、自分の意志で行った場合はそうでもないが他人の意志で改造される事に快感を覚える種族的体質がある。この体質の強弱は個人の差が激しい。
  • 基本的に妊娠はできないが、先述の改造により妊娠可能にすることで妊娠可に。生まれる子も改造である程度指定できるが、種側の種族しか出産できない。
  • 国の外で経験を積ませるのは狭い国土に人口が増加しないための『間引き』策であることがクリスタリア族の大人の秘密。国の外にいるクリスタリア族にこの事実を知るものはいない。

 鬼(オニ)族 [supponn]

・様々な亜人種や、稀に人類から、瘴気の影響を受けて肉体が変異することで発生した亜人種。
・瘴気の影響で後天的になる者、鬼族同士の婚姻で生まれる者、鬼族と他種族との婚姻で鬼族の因子が勝った者の三種が存在する。
・外見特徴として、一本あるいは二本ごく稀に三本以上の角が頭部に生えている。角の長さや鋭さ、生える位置等は個体差あり。
・肌や髪等の色は様々。人間や普通の亜人種の肌の色とそこまで変わらない者も多いが、赤や青や緑など普通の亜人種には無い色のものも居る。
・多くの者はミアスマの強い影響を受けている為、魔法に相当する力を使いこなす者、常人よりもミアスマで身体能力が強靭になっている者など、
・個体によって方向性は違うが様々な神通力を有している。メイデンとして目覚める者も多いが、瘴気の影響を受けすぎ屑化・完全魔族化する者も多い。
・(また、メイデン化した場合、瘴気の影響から特殊な性癖・性感帯を持つ事になる者もある程度居る)
・亜人種から変異した場合、元々の肉体的特徴(獣耳や尖り耳、翼等)は消失する事も、ある程度特徴を小さくして残る事もある。
・例として、翼人族のもともとの特徴である羽を残したままの鬼族の亜種に、天狗族という種族も存在する。
・ただ、翼人から完全に羽を無くしたオニ族になっても代わりに神通力で飛行できるようになったりと、肉体変化で能力が損なわれる事は少ないようだ。
・天原連邦並びにその近郊に主に存在するが、天原連邦近郊から移民したものや、稀に他の土地で生まれる者も居る。
・魔族に近い存在でありまたそれを誇示するような角(神通力と、常人より濃い体内瘴気を制御して生きる為の必要な器官であるため取るわけにはいかない)
・があるため、しばしば偏見に晒される。大陸のクレスフラウ側では地方次第で魔族と誤解されるか半魔族的に見られる事があったりする、
・龍華帝国では亜人系であるが通常の人間と魔族の間程の社会地位とされ、異能故に魔族と戦えるが魔族に組みしかねない者も居る、
・尖兵・傭兵として有用であるが尊ばれず、むしろ猜疑されそれゆえに酷使される事の多い立ち位置、
・天原連邦では普通の社会に収まらない特殊な異能者として、奇異と畏敬の半々、といった様子である。
・(種族としてのデータ的には魔族か各種亜人種の出自、あるいは職業で出自を選ぶか、という所でしょう。本設定を使用してのPC作成は自由です)



地名

 鬼護島(おにもりしま) [supponn]

・天原連邦の近海、龍華との間より手前に存在する島。一応領土的には天原連邦の一部。
・鬼族の共同体、隠れ里の一つであり、様々な事情を持つ鬼族がここにやってきて住まい、島に村落を作っている。
・各地からやってくる鬼たちを迎え入れて暮らしていくため、先に島に入っている鬼が、後から来た鬼と家族的関係を結びそれを指導する風習がある。
・幼い鬼は島の鬼の家族に養子として迎え入れられ、一定以上の年頃の鬼は、島の鬼と疑似的な兄弟姉妹の関係を結び、島に居た兄・姉の庇護をうけるわけだ。
・ただ、完全魔族化、屑化した鬼を立ち入らせるわけにはいかない為、そういった者は鬼護島への立ち入りは禁じられる。
・鬼族の社会的地位向上の為、そして島の防衛の為、島の鬼たちは共同で武術や神通力を鍛え、島の外と同盟や約定を締結。
・戦うすべを学んだ鬼たちは、一部は堕ちた鬼や魔族、海賊や偏見に駆られた鬼以外の者からの侵略を守る為に島の防人となり、
・他の一部は島の外に出て、天原や龍華で魔族や堕ちた鬼や賊の類と戦っている。
・島の外で戦うのは、島の中でも基本的に自給自足は出来ているものの薬や一部の物品を島に買い入れるのに外貨が必要であるという賞金稼ぎ的な面と、
・天原連邦や龍華帝国と条約を結び、鬼の力を良きことに使う事で鬼への差別を撤廃し、両国での鬼の存在を許容させる社会運動兼役務という面を持つ。
・(本設定を使用してのPC作成は自由です)


魔道具

 地母神の慈愛 [くなし]

・ダンジョン内の宝箱から稀に発見される直径3cm〜5cm程の純白真球の宝玉。
・女性のみ装備可能――というより男性が装着しても効果がない。
・アクセサリーに加工して身に着けておくことで、自身が受胎した場合に一時的に受精卵を宝玉内に保存することができる。
・妊娠中、または地母神の慈愛に受精卵を保存中は子宮に保護膜ができて更なる妊娠を防ぐ機能もある。
・しかるべき場所で宝玉内の封印を解除することで受精卵を自らの胎内に戻し、子をはぐくむ事ができる。また、望まぬ子の場合はそのまま魂を天に還す事も可能。
・大地母神が女性冒険者に対して受胎した場合の冒険活動を補助するために授けた宝物。

 豊穣魔神の自愛 [くなし]

・ダンジョン内の宝箱から稀に発見される直径3cm〜5cm程の純白真球の宝玉。ただしよく見れば色が少しくすんでいるのがわかる。
・ダンジョンの瘴気に汚染された『地母神の慈愛』の類似品であり呪いのアイテム。同様に女性のみ装備可能。
・アクセサリーに加工して身に着けてしまうと、下腹部に豊穣魔神の祝福であり呪いである淫紋が刻まれてしまう。
・効果は子宮および膣内の性感度が数倍から数千倍にまで上昇し、セックスに対する中毒性を得てしまう。
・さらに常時排卵状態となり、何時でも誰相手であろうとも受精・着床してしまうようになる。
・地母神の慈愛同様に宝玉内に受精卵を保存する事が可能。しかも、その個数は1個ではなく数百から数万のランダムな個数保存できる。
・ただし魂を天に還す事はできない。いずれ自らの胎に戻し出産を強要される。
・また、宝玉の限界値まで受精卵を保存した場合、強制的にすべての受精卵が出産直前のサイズにまで瘴気に犯され成長させられ、魔の子を孕み連続出産するハメになってしまう。
・回避方法として受精卵を鶏卵のような形で強制出産(産卵)して対処する事もできる。生食可能。強精効果あり。ただし産卵後1週間で魔物化して孵化してしまうため危険。
・恐ろしい魔道具ではあるものの、特性から一部の娼婦は好んで身に着けている。

 魔蜜果 [くなし]

・瘴気に汚染された土地の樹木になる果物。桃の形をしており、色は鮮やかなピンク色。生食可。
・なぜか腐らないため保存可能。だが、1か月もすると精液じみた匂いが混ざってくる。
・味はない。のだが、食した人間がその時食べたいと思っていた『果実』の味になる。(例:りんごを食べたければりんご果汁味)
・食した人間の体液がその時食べた『果実』の味に近くなる。特に尿。尿は完全にその果実の絞り汁になってしまう。
・また尿道の性感が一気に開発され、排尿時に絶頂に近い快感を得るようになってしまう。
・それ以外の効果はないため、冒険者の中には非常用の水分補給のためにその果実を自らたべて排尿液を飲用可にするものもいる。
・悪徳貴族にはメイドにこれを食べさせ、来客の前でグラスに果実ジュースを注がせる変態性癖を持つものもいる。