【くらくら！】桜井　綾香

メイデンカルテル「ヴィジランツ」はストレンジ・ネイバーの手の者によって
上層部は陥落しており、リーダーである綾香もまた、ダークメイデンに堕ちている。
幼馴染であり教え子の健吾の妻となり、魔族と化した妹の佳奈美と夫の共用の
セックス奴隷になった彼女は、自警団としてのヴィジランツの活動は今まで通りに行う
一方で、かつての自分の様に悩んでいるメイデンを引き入れ、
彼女たちのやり方で幸せになるための手伝いをしている。
快楽に正直になった以外は基本的に人格は変わっておらず、正義感や良識は備わっている。

綾香がメイデンとして活動する中で身近な人との関係もまた複雑に変わっていった。
絵に描いた様な文武両道の姉に対し妹である佳奈美は次第に反発するようになっていき、
高校に上がる頃には口論が多くなっていった。
そうした喧嘩を仲裁するのは家族ぐるみで付き合ってきた幼馴染の健吾の役割だった。
いつも後ろをついて歩き、動きを真似るように竹刀を振っていた弟の様な少年は
優しくたくましく育ち、いつしか互いにかけがえのない存在になっていた。
しかし健吾は綾香の教え子であり、さらにメイデンとして戦ってきた綾香はメイデンの結末を知りすぎていた。
健吾からの好意を知りながら応えられないストレスと疼く身体を持て余した綾香は一人過激な自慰に耽るようになっていく。

処女のまま自分の体を開発し、その果てに代償行為の様にクリトリスにピアスを空け
幼い健吾からもらった宝物の玩具の指輪をそこに嵌めた。

余裕を失っていた綾香はそれゆえに妹から感じられる魔物の気配と、その視線に潜む
憧憬と嫉妬とそれ以外の感情に気付けなかった。

「むぅ――ッ///んふぅ――ッ///」
放課後の校舎、妹に不意を突かれた綾香はボールギャグを嵌められ手錠で拘束される。
（どうして？愛していたのに！）
タイトスカートの中身をぶちまける様なエロ蹲踞の格好で拘束され、
言葉すら奪われて呻きながら見つめる綾香の内股に３本目の媚薬注射を打ちながら見たことのない表情で佳奈美が微笑む。
「ええ、私もですよ。姉さんもお兄さんもどっちも……///」
憧れの対象だった姉、兄の様な身近な異性。そのどちらも愛してしまった自分。
年々ぎこちなくなっていく関係に悩む妹は、
街で出会った一人の女から「みんなで幸せになれる方法」を聞いてしまう。
「つまり、姉さんとお兄さんが一緒になれればいいんです。そうすれば私もおこぼれを貰えるかもしれませんし///……いつまでも言い訳して、逃げ回ってた姉さんが悪いんですよ？」
クリピアスを弾き、首筋に舌を這わせればそれだけで姉は腹を跳ねさせ浅く絶頂する。
年齢以上に大人びて、強く美しい姉。自分が女の子を好きになるようになった原因が
自分の手の中で震えているという事実に妹は歓喜する。
「……それじゃあ、お兄さんが助けに来るまで堕ちないでくださいね、姉さん///ｖ」

「ふぃあ―――ッ///！んぶぅ―――っ///ｖ」
「もお“っ///むふぅうぅ〜〜〜ッ///ｖ」
「ぉ”ッ///ｖお“ぉ”ッ……///ｖ」
10年近く続けた自慰によって過敏に育った太股や乳房は言うに及ばず、
媚薬漬けにされた身体に褐色の指が、赤い舌が這うたびに
桃色の電流が綾香の理性を焼き焦がす。
スーツの上から乳首をつねられれば、クリピアスをつまんで捻られれば
ボールギャグの隙間から笛の様な啼き声と涎を噴き溢して絶頂する。
パンスト越しに秘所を舐めしゃぶられ、愛液も潮も小便さえも啜られて
その味を品評された。
校舎に満たされた催淫魔力の中、電話で異常を知らされた健吾が助けに来るまでの間、
綾香は指を含めた肉穴への挿入を除くほぼ全ての方法で徹底的に妹の手でイかされ続けた。
「……そういうわけでお兄さん。処女こじらせて大事なプレゼントをこんなところにぶら下げた淫乱年増でもよければ、貰ってやってください」
「んむぁ……///ぁ……ッ///」
眼鏡の奥の瞳は濡れそぼりボールギャグから零れる涎はブラウスをぐっしょりと濡らし、
両腕は首の後ろで手錠で拘束される。
黒紫のストッキングに包まれ汗と女の蜜で艶めかしく輝く脚は折りたたまれて
大きく開いたエロ蹲踞の恰好。
スカートは捲り上げられて突き出した腰の先には
玩具の指輪に貫かれて快楽に震えるクリトリス。
机の上に女の蜜の水たまりを作りながら、淫らな美術品の様に展示された姉教師。
その秘めた思いが魔に堕ちた妹によって恋い慕う男に暴露される。

驚異的な事に催淫瘴気に抗って少年は綾香を机から下ろし、拘束を解こうとする。
少年もまた姉の様な教師を愛していたから。
その愛が、乙女心に止めを刺すことになるとも知らずに。
「もう……もう、駄目なの……///愛してるの……///ｖもうガマンするのは嫌///抱いてください……っ///ｖ疼くの、とめてぇ……っ///」
「綾香を、健ちゃんの所有物（モノ）にしてください……っ///ｖ」
自らの意志で踏み越えた最後の一線。三人でひたすらに愛に堕ちていく。
「ひぃあぁあぁぁああああああっ///ｖV」
破瓜の痛みは感じなかった。多幸感と絶頂が綾香の全てを満たしていた。
理性を飛ばした男に獣の様に貪られる女の体は最初の一突きで隷属し、
堕ちてきた子宮口に肉棒が突き立てられる頃には完全に彼を悦ばせる専用の鞘として
完成していた。
「綾香さん……っ綾香！出るっ……！」
「出してぇっ///ｖ綾香のおまんこにざーめん注いでくだしゃいっ///行き遅れおまんこにとどめさして、健吾君専用の孕み袋にしてぇっ///ｖV」
ぞりぞりと淫核の裏を擦りあげられ、じょぼじょぼと失禁しながら妊娠を懇願する。
メイデンの末路。魔族の孕み袋、異形の苗床、屑の玩具。
いつかは自分も堕ちると覚悟していた淫獄そのものの様な痴態を晒す。
でもこの地獄の、なんて幸せなことだろうか。
「あっああぁぁぁぁあああああぁあああああっっッ///ｖV！！！」
処女の子宮に注がれるマグマの様な灼熱のザーメンに歓喜の声を上げる。
天に脚を突っ張らせ、健吾の下にプレスされた腰を何度も跳ねさせながら絶頂に酔いしれる。
「おめでとうございます。素敵でしたよ、姉さん///」
「だめぇ///私の赤ちゃんのもと飲んじゃだめぇ///ｖ」
結合部に這う妹の舌がずるずると破瓜の血の混ざった精液を啜っていくのに弱弱しく抗議する。
「これから毎日注いでもらえるんだからいいじゃないですか///……と、忘れる前に……」
ポケットから取り出したビロードの小箱を妹は少年に渡す。中身は、言うまでもない。
「お兄さんから送るのが筋でしょう、さぁ姉さん、誓いの言葉は？」
見届け人の様な口調の妹に応えるように綾香は絶頂の名残に震える唇を開く
「……わ。わたし、桜井綾香は……戸川健吾さんの妻としてっ///所有物としてっ///しょ、生涯、体も心も捧げる事を誓いますぅっ///ｖわたしの全ての所有権は永遠にあなたのものですっ///ｖ」
ぱちん、とクリトリスに嵌められた新しい誓いの指輪。
紫色の宝石のついた三つの線をより合わせたようなプラチナリング。
「K＆K to Sex Slave Ayaka」
刻印されたリングを付けられた淫核が跳ね、子宮が物足りなさそうにきゅんと鳴いた。

この日、メイデン・ヴァージンブロッサムとメイデンカルテル「ヴィジランツ」は
人知れず魔に堕ちた