ここには、聖遺物の作成と強化に関するルールを記述します。

　聖遺物は、神々の遺せし武具であり、使い手には強い魂の力が求められます。
　より強く、神々の定める善良なる徳目に沿う心の持ち主でなくば、聖遺物も応えその力を発揮してはくれません。
　逆に、強く正しい心と魂の持ち主に対しては、無限にも等しい力を発揮してくれるものでもあります。
　ゲームシステム的には、これを【ＤＰ】で表現しています。
　聖遺物には強さの段階を示す"加護数"があり、これが高いほど、より多くの【ＤＰ】を必要とします。
　つまり、強く清い心の持ち主でなければ、聖遺物を使いこなすことは不可能という事です。

＜１．聖遺物の取得＞
　まず、何はなくとも聖遺物を取得しなければ始まりません。
　初期キャラクターは、みな標準的に聖遺物を１つ取得しています。ただし、【ＤＰ】が5未満のキャラクターは、演出上、
　「聖遺物を所持しているが使えない」「聖遺物を神々から与えられた事に気づいていない」「見取得である」としても構いません。

＜２．武器種の決定＞
　聖遺物のデータを作るにあたり、まずは武器種を決定します。これにより基本的な性能が決定されます。
　以下の表のいずれかから選択してください。

＜３．神々の加護の決定＞
　次に、その聖遺物に関係深い神を選びます。
　詳細な設定は各自で自由に決めるか、あるいは未決定のままぼかしていても構いませんが、加護神を選ぶ事で、聖遺物の性能が上昇し、また聖遺物の属性が決定されます。
　以下の表に従って、加護を取得してください。なお、この加護数は、所有者の【ＤＰ】が成長するに伴って増えていきます。
　聖遺物の属性は、加護を得ている神のうち、もっとも多い属性に従います。このため、加護が増えて行くと属性が変わる場合もあります。ただし、もっとも加護の多い属性が複数ある場合、その中から任意選択してください。また、加護が増えた際は後述のディヴァインエフェクトを変更して構いません。

＜４．ディヴァインエフェクトの取得＞
　最後に、ディヴァインエフェクトを取得します。
　ディヴァインエフェクトとは、聖遺物でなければ使えない超常的なアーツの事です。ひとつの聖遺物は、１つだけディヴァンエフェクトを保有できます。
　使用方法は通常のアーツと同じですが、使用時、消費した【ＡＰ】の半分だけ【ＤＰ】を消費します(端数は切り捨て)。またそれ以外にも、通常攻撃や通常のアーツを１つ使用するごとに【ＤＰ】を１消費します。
　これにより【ＤＰ】が0になると、強制的に装備が解除され、数日間は聖遺物はまったく力を発揮できない、休眠状態に入ってしまいます。この際、データ的には一時的に消失しているものとして扱います。
　つまり１シナリオ１回きりの必殺技という事です。使いどころは慎重に見極めてください。
　なお、【ＤＰ】が一時的に消費されても、加護数が減って聖遺物の性能が低下したりする事はありません。

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