ここでは、セッション中において、PCの底力である【CP】を獲得するためのクライシスアクト(以下CACT)の一覧表を挙げます。
 これらのCACTは、PCひとりにつき8つ所持でき、そしてそれぞれのCACTを1シナリオ中に1回ずつ使用することができます。
 CACTを使用できるのは、原則的に1シーンにつき1つだけです。しかし戦闘中に限り、戦闘中使用条件を満たす事で、1シーン中に複数のCACTを使用することもできます(この場合も、同じアクトは1シナリオ中に1回という制限は適用されますが)。

 PCたちは、これらのCACTに現わされる特徴を持ち、そして描写しつつ【CP】を得る事で、エロ可愛くも強く、しかしながら毎度のように窮地に立たされるヒロインとなるのです。

 各項目は、以下のような意味となります。
[獲得CP]……そのCACTを使用した時に得られるCPの量。
[獲得SP]……そのCACTを使用した時に獲得してしまうSPの量。
[所持条件]……そのCACTを所持しつづけているための条件。複数の条件がある場合、その全てを満たしていなければならない。
          条件のうちひとつでも満たせない項目ができてしまったら、別のCACTとの入れ替えを必要とする。
          "使い捨て"のものは、一度だけ使用でき、使用したセッションの終了後に必ず他のCACTと入れ替えねばならない。
[戦闘中使用条件]……戦闘中は、この条件を満たさない限り、CACTを使用できない。
               ただし、条件を満たしさえすれば、1戦闘中に複数個のCACTを使用できる。
               "AP0"は、鎧のその部位の【AP】が0になった瞬間に使用可能。
               "HPダメージ"は、【HP】にダメージを受けたときに使用可能。
               それ以外は、基本的に表記に準じる。

名称 獲得
CP
獲得
SP
所持条件 戦闘中
使用条件
肉体・外見系
<大きすぎる胸> 1 0 貧乳系の特徴が無い
<小さすぎる胸>と同時所持不可
胸AP0
 あなたの胸は大きすぎる。少なく見積もってもEカップは下らない。
 胸を覆う衣服や鎧が剥かれたときには、弾け出すようにまろび出るだろう。
 また、それだけ大きければいろいろな事に使えるに違いない。
<小さすぎる胸> 1 0 巨乳系の特徴が無い
<大きすぎる胸>と同時所持不可
胸AP0
 あなたの胸は小さすぎる。大きく見積もってもAカップだろう。
 だが、無い事への恥じらいやコンプレックスは、男の劣情を引き立てるのに充分だ。
<濡れ透け> 1 0 なし なし
 あなたはうっかり水(ないし何か透明度の高い液体)に濡れてしまった。
 傍目には、服越しにあなたの裸身が透けて見えてしまうだろう。
<剃毛> 1 2 使い捨て HPダメージ
 あなたはうっすらとした茂みを持っている。 
 が、下卑た魔族や魔物の手にかかれば、大事な部分を覆い隠そうとするその茂みも
あっさりと伐採されてしまうだろう。
<はえてない> 1 0 <剃毛>と同時所持不可 腰AP0
 剃られたのか、もともとなのか。あなたには大事な部分を覆う茂みが全く無い。
 見るものによっては綺麗と映るだろうが、あなたにはコンプレックスになるだろう。
<乳辱> 1 1 SP15未満 HPダメージ
 揉まれ、嬲られ、先端の穴に挿入される。
 それ単体が万能の淫具であるかのように、あなたは胸を弄ばれていく。
<淫猥なる果実> 2 1 SP20以上 HPダメージ

 それはたわわに実った果実か、あるいは小さく尖った桜色か。
 いずれにせよ、心に反して陵辱を期待するように打ち震え、先端を硬くしてしまっているそれは
陵辱の魔の手によって自在に形を変え、弾力を返し、それを嬲る者を楽しませてしまう。

<汚された肢体> 1 0 なし HPダメージ
 あなたの綺麗な肌にとって、白濁とした液体は何より淫らな化粧になるだろう。
<汚された眼鏡> 1 0 なし HPダメージ
 あなたは眼鏡っ娘だ。その眼鏡にこびりついた白濁した汚れは劣情を誘う。
 伊達眼鏡に関しては原則不許可だが、GMが許可すればこの限りではない。
<貼りつく異物> 1 1 なし APorHPダメージ
 服を溶かす粘液、女蜜を吸う虫、あるいは巨大な張り子……
 恐怖と恥辱、そして淫靡な快楽を与える異物は、物言わずあなたに襲いかかる。
<秘密の花園> 1 0 スカート着用 なし
 あなたの動きゆえか、あるいは敵の攻撃ゆえか。
 戦いのさなか、花びらのようにふわりと舞い上がったスカート。その奥にある物が垣間見える。
慌てて隠そうとしようにも、敵、そして周囲の人々には、しっかりと見えてしまっただろう。
<ぱんつはいてない> 1 1 スカート着用 腰APへダメージ
 腰に軽い衝撃のようなものを覚える。刹那、あなたのスカートの下から、ほんの一瞬前まで
下着だったものの残骸が、脚を伝って滑り落ちる。
 あなたは恐怖を覚える。スカートの下にはもう大事な部分を守る布は無い。少し激しく動けば
たちどころに見えてしまうのでは……と。
<疼く体> 1 1 SP8以上 APないしHPへ
ダメージ
 あなたの体は、陵辱によって、快楽に敏感なよう開発されてしまっている。
 窮地に陥るたび、貫かれたい、中に熱いものが欲しいという欲望があなたを苛む。
<ふたなり射精> 1 1 ふたなり系の特徴がある HPダメージ
 あなたは特殊な体だ。基本的には女性だが、男としての証も有している。
 男としての快楽も貪る事ができ、それゆえ魔族のおもちゃにされてしまうだろう。
<少女の射精> 2 2 ふたなり系の特徴がない [ふたなり]状態で
HPか腰APへ
ダメージを受ける
 魔族の呪いによって無理矢理生やされた、男性の象徴。気になって仕方が無いそれが
耐えられぬ刺激に晒された時、あなたは迸る白濁とともに男としての悦楽の味も知る。
<セルフ顔射> 1 1 なし 解説参照
 本来そこにあるはずのない逸物から、多量の白濁が噴き出す。
 空中で弧を描いて飛んだそれは、あなた自身の顔にかかり、汚す。

註:このクライシスアクトは、<ふたなり射精>ないし<少女の射精>いずれかと同時にのみ
  使用可能です。
<淫らなる緊縛> 2 1 なし [拘束]状態に
なった時
 あなたに魔族の罠が絡みつき、その体は女性の部分をことさら強調して縛り上げられる。
それはM字に脚を開かされたり、裸で吊るし上げられたり、亀甲縛りにされたりだ。
 そんな姿になった自分、果たして、あなたは正常を保っていられるだろうか?
<お漏らし> 2 1 なし [尿意]状態時、
HPか腰APへ
ダメージを受けるか
手番を消費して
[尿意]状態解除
 自分でない何かによって高められた尿意、それは下腹への衝撃によって決壊し、
そして溢れ出す。
 屈辱的なお漏らしは、あなたを羞恥の渦へと叩き落すだろう。
<射乳> 2 1 なし [爆乳]状態時、
HPか胸APへ
ダメージを受けるか
手番を消費して
[爆乳]状態解除
 淫魔の用いる特殊な毒があなたの胸を淫らに肥大化させ、あなたの巨大な胸から
白く甘い母乳が溢れ出す。妊娠しているかどうかなどは関係なく。
<自慰> 2 1 なし [催淫]状態時、
手番を消費して
[催淫]状態解除
 波のように押し寄せる快感に心を奪われ、あなたは自らを慰め始めてしまう。たとえ
それが戦いの中、仲間や敵、あるいは衆目の目に晒されているとしても……
<産卵> 2 2 なし [託卵]状態時、
HPか腰APへ
ダメージを受けるか
手番を消費して
[産卵]状態解除
 あなたの体を苗床に産み付けられた卵が、温められ、あなたの命の欠片を受け取って
這い出てくる。異形の命を、その中に湛えたままで。
 本来ありえべからざる出産に、あなたの体は打ち震えるだろう。
<純潔の証> 3 2 処女 HPダメージ
 硬くて熱いものを突き込まれる。女として大切なものが、痛みと共に千切れていく。
望んでのものか、奪われたのか。目の前の相手と、一生に一度の契りを交わした時、
赤い血が汗ばむ肌を伝っていくだろう。
<熱い蜜壺> 1 1 非処女 HPダメージ
 迎え入れるのは初めてではなく、熱く脈動する器官が男を待ち受ける。
 あなたの望む望まないに関わらず、そこは入れられたものをきつく淫らに締めつける。
<締めつける名器> 2 1 非処女
SP24以上
HPダメージ

 過酷な陵辱に逢い続けた結果、体が順応したのだろうか。それとも天性の資質だったのか。
あなたの女陰は、ねじ込まれるものの形状やサイズに関係なく、秘肉の全てをもって包み込み、
窮屈なほどに締め付けては、自身と相手を強烈な快楽へと蕩かす。

<異形の交合> 1 2 なし HPダメージ
 あるいは極太の張型、あるいは武器の柄、あるいは前に二本挿し……
 普通はありえない形式の交合は拷問にも等しい事を、あなたは身をもって知る。
<つけられた種> 2 1 なし HPダメージ
 どくどくと、熱いものを奥深くに注ぎ込まれる。それは、自分の中で成熟していく命の原液。
孕まされてしまうかもしれない恐怖すら快楽に化けて、あなたの理性を押し流す。
<後ろの処女> 2 2 使い捨て HPダメージ
 本来、性交のためにあるものではない器官に、無理矢理に挿入される。
 あなたは痛みと、そしておよそ考えられなかった事態に、狂乱すること間違いないだろう。
<菊辱> 1 1 <後ろの処女>使用済みか
もしくは同様の設定を保有
かつ SP15未満
HPダメージ
 あなたの後ろの貞操が、再び奪われる。初めてではなく、それほどの驚きも今は無い。
だが痛みは残る。そして、いつかこんな事も快楽になってしまうのかという恐怖……
<第二の女陰> 2 1 <後ろの処女>使用済みか
もしくは同様の設定を保有
かつ SP15以上
HPダメージ
 あなたの後ろの穴に、熱いものが突き込まれる。もはや痛みなど感じない。
そこはすでにあなたにとって第二の性器であり、貪欲に挿入されるものを貪る。
精神系
<コンプレックス:胸> 1 1 SP10以下 胸AP0
 大きすぎるのか、小さすぎるのか。
 ともあれ、あなたは自分の胸にコンプレックスがある。
 それが人の目に晒される恥辱には、なかなか耐えられそうもない。
<コンプレックス:股> 1 1 SP10以下 腰AP0
 毛が生えていないのか、剥けた事がないのか。
 いずれにせよ、あなたは自分の股にコンプレックスがある。
 それが人の目に晒されるなど、想像するだけで失神しそうなほどだ。
<プライドの崩壊> 1 1 SP7以下 なし
 あなたはプライドが高く、敵のされるがままになるなど我慢ならない。
 だがその必死の抵抗が、そしてそれが崩壊する瞬間が、敵の嗜虐心をより掻き立てる。
<無垢なる純情> 1 1 SP0限定
使い捨て
なし
 あなたは、年齢に比しても、性的な知識に疎く、純情にして無垢だ。
 どろどろとした性の世界を初めて直視したとき、その衝撃は計り知れないだろう。
<教え込まれた恥辱> 1 1 SP1以上
<無垢なる純情>使用済み
なし
 あなたはかつて無垢だったが、性の世界のありさまを知り、衝撃を受けた。
 だが、そのとき教え込まれた、卒倒しそうなほどの内容に興味を抱いたのも事実。
 目の前でその光景が繰り広げられる事、あわよくば自分がそういった体験をできる時を
あなたは無意識に待ち望む。
<隷属の喜び> 2 1 SP15以上
非処女
なし
 あなたは、相手になぶられ、蹂躙される事に悦びすら感じるようになってしまった。
持って生まれたものなのか、体に刻み込まれたものなのか、今となっては誰にもわからない。
 だが、あなたが今、背徳の甘美に酔い痴れているのは、間違いのない事実なのだ。
<耳年増> 1 1 SP5以下
処女
なし
 あなたは、いわゆるセックスを経験した事はない。だが、知識だけは人一倍だ。
そんなあなたは、一を聞いて十を想像するがごとくだ。例え窮地の中にあったとしても。
<期待してしまう心> 1 1 SP8以上
非処女
APないしHPへ
ダメージ
 貫かれる味を覚えてしまったあなたは、あまりにも快楽への誘惑に弱い。
 わずかでもきっかけがあれば、あなたの中でスイッチが入り、快楽を期待してしまう。
<フラッシュバック> 1 1 SP10以上 なし
 瞬間、あなたの脳裏をよぎったのは、かつて受けた凌辱の記憶だった。
 今目の前にある光景がそれを思い出させる。あなたは恐怖するか、それとも……
<あの人の幻影> 1 1 そのPCに好きな人がいる HPダメージ
 それはあなたの願望が生んだ幻覚か、裏切りにも似た自分の行為への罪悪感か。
愛する人とは別の男、別の生き物に操を奪われる事が、背徳的な快感を高めてしまう。
 NTR属性PL御用達。
<視姦の檻> 1 1 なし なし
 あなたが陵辱される様子を、人の目が、カメラアイが、じっくりと嬲るように見ている。
 あなたが感じるのは、己の肌が衆目に晒される事への忌避か、それとも見られる事への
興奮なのか……さあ、どちらだろう。
<快楽に変わる痛み> 1 2 SP24以上 HPダメージ
 鞭で打たれる、乱暴に犯される、そうしてあなたが得たのは痛みのはずであった。
だが、それは瞬時に腰を砕くほどの快楽となって、あなたの体を駆け巡り支配する。
<雌豚の悦び> 2 1 SP20以上 なし
 浴びせかけられる罵声。淫乱だ雌豚だと罵る言葉はあなたの尊厳を傷つけるはずのもの。
だが、その言葉に子宮が疼いてしまうのは、あなたの体がそれらの言葉を肯定している証だ。
<鼻をつく淫臭> 1 1 SP15以上 なし
 嫌悪感を催す程の精と汗の臭い。あなたにとって、それは陵辱の記憶と共に
快楽の誘いとなって淫欲を刺激する。
行動系
<つい見てしまう> 1 1 なし なし
 目の前で起こっている淫らな出来事に対し、あなたは目を背けようとする。しかし、
心の中にふと芽生えた興味、そして淫欲は、つい魔が差すように目をそちらへ向ける。
<ぎこちない仕草> 1 1 SP5以下 なし
 あなたの体は、性戯と呼べるほどの巧みさを帯びていない。慣れていないがゆえに
期せずして相手を悦ばせてしまう事もあるだろう。
 そのぎこちなさは男から見れば初々しく、そして陵辱し甲斐のあるものだ。
<官能の指先> 1 1 SP8以上 なし
 魔族との淫闘を繰り返すうち、あなたの体は弄ばれ、開発されていくうちに、いつしか
男の悦ぶツボと、奉仕の楽しみに目覚めてしまった。
 まるで呼吸をするように自然に、あなたの体は淫らな高揚を高める技を使う。
<口辱> 1 1 SP8以下 HPダメージ
 目の前に突き出された、男を象徴するもの。それが口に突き込まれた時、あなたは反射的に
舌でその肉塊を受け止める。
 その舌遣いは決して悦ばせるためのものではない。しかし、必死で、拙いその様子が、逆に
男を興奮させてしまうのだ。
<絡みつく唾液> 1 1 SP9以上 HPダメージ
 意図してのものかはわからない。だが、あなたはいつしか、絶妙の舌技を持つに至った。
口に突き込まれたものを、あなたはごく自然に舐め上げていく。
<罵倒> 1 0 SP6以下 なし
 迫る陵辱の手に対し、あなたは悲鳴混じりの罵声を浴びせる。それが敵をより一層
昂ぶらせるものだとも考えずに。
<おねだり> 1 0 SP9以上 なし
 快楽の奔流に押し流され、心に反して、あなたの口からはおねだりの言葉が漏れる。
より一層の、苛烈な陵辱を求める言葉が……
<潮吹き> 2 1 SP13以上 HPダメージ
 凌辱は荒れ狂う波のような快楽に化け、あなたの体を襲う……もはやあなたはそんな体だ。
溢れ出る淫水は留める事もできず、絶頂と共に弧を描きながら、飛び散っていく。
<口を突いて出る卑語> 2 1 SP13以上 HPダメージ
 電流のような快楽に貫かれたとき、あなたの口から信じられないほど俗悪な言葉が飛び出す。
卑猥で、とても親しい人には聞かせられないような単語が、艶声混じりに……
<自ずからの動き> 2 1 SP15以上 HPダメージ
 貫かれた時に感じたのは、痛みよりも嫌悪感よりも快楽。開発されたあなたの体は、その
快感に抗う事などできず、自分から腰を振り動き出してしまう。

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